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ヤンデレーション!!  作者: GIYANA
第一部
1/41

伊勢原ユウトをとりまく現状

「……ん」


 布団の中で、俺、伊勢原ユウトは目を覚ます。

 枕の傍らに置いておいたデジタル時計を確認したところ、午前5時を表示していた。


(……さむ)


 今は冬の2月に入ったばかり、まだ日は昇っておらず夜と変わりない、俺は寝返りを装い自分の部屋を観察する、しんと静まり返った自分の部屋、自分の視界からは人の気配は感じられない。

 俺は再び布団にもぐると、そのまま音をたてないようにして携帯電話を寝ながら手に取り、立ち上げて、寝る前に撮影した自分の部屋の写真と今の自分の部屋の変化の有無を確認する。


 そう、俺は必ず寝る前に自分が何をどこに置いたのか、携帯電話の写メで撮影し記録するようにしている。「奴ら」が自分のいない隙に忍び込む可能性を考慮したうえだ。

 俺は携帯電話の手で持ち、布団の中でも画面を手で覆いながら写真を確認する、当然暗い部屋の中携帯電話の光をというのは考える以上に明るいからだ。

 それで俺が起きていると感づかれてはやばいからな。

 内容物を確認する……よし、俺の部屋に変化なし。


 続いて着替えだ、奴らに感づかれないように寝る前は必ず着替えを枕の反対側に置いておき、ベッドの角、つまり部屋の角で着替えをするようにしている、そうすれば部屋全体を常に警戒しながら出来る。

 俺はゆっくり布団から起き上がると、音をたてないようにしながら反対側に置いてあった高校の制服手に取ると着替え始める。

 とはいえ着替える時にどうしても音がしてしまう、これはしょうがないと思いつつも、毎日気が気じゃない。

 何とか着替え終わった後、ベッドの下に置いた学生かばんを持つと、目を閉じ耳を澄ます。視覚を閉じると聴覚が鋭くなるからだ。


(…………)


 よし、大丈夫だ、人の気配はない。

 俺は目を開けると、そのまま忍び足で自分の部屋の玄関ドアを少しだけ開ける。途端に刺すような冷たい風の刺激に目を細める。

 俺が住んでいるのは、3階建のワンルームマンション、市道に対して直角に伸びた建物、住んでいる部屋は2階の一番奥の207号室だ。

 つまり今少しだけ開けた扉から見える光景、2階の廊下の全てを見渡せるのだ、人影のいないことにほっと一息つく。

 そしてそのままゆっくり外に出ると、音をたてないように扉を閉めて鍵を締める、その鍵を締めた時にカチャリと音がする。


(出来れば無音でいきたいんだけどね)


 だがそれは無理だ、俺が住んでいるところは、普通のワンルームマンションでそんな設備は望むべくもない。


(普通のワンルームマンション……普通の生活か……)


 普通か、そんな生活を送っていたのは随分昔のように思える、戻りたいと一瞬でも考えてしまった自分を諌め首を振る、それは叶わぬ願いだ。

 俺は悟っていた、希望というものは「その希望に繋がる道」があるからこそ初めて目指せるものだと、それがない状態では、むしろ絶望をつきつけるものであるということも。

 だからこそ俺は選んだのだ。

 人とは違う生き方、それが自分に課せられたものであるのならば、それを受け入れること、それに対して卑屈にならないこと、前を向いて歩くことだと。

 さっきも言ったとおり、俺の部屋は2階の角部屋、そして階段は廊下の両端に設けられている、俺は部屋のすぐそばにある階段を一歩一歩慎重に降りる。

 だがその一歩一歩、かすかに響くカンカンという音がとても大きく聞こえる。


(はぁ、くそう、盗聴器を仕掛けられていたとしたら、もう俺が起きて、こうやって朝早く起きて登校していることはバレていると考えて行動した方がいいな……)


 そうだ、希望的観測は捨てろ、俺が既に起きていることがバレているのならば、どう攻めてくることについて考えなければならない、油断だけは絶対にしては駄目だ。

 やっと思いで、マンションの敷地外に出る、そこから右を向くとすぐに自分の通っている高校の正門が目に入る。

 俺が住んでいるところから通っている高校まではマンションを出て直線距離で100メートルほどだ、俺が高校進学と同時に父親のブラジルへの単身赴任が決まり、母親はそれについていく形となって俺は一人暮らしをすることになった。

 折角一人暮らしをするのだから学校の近くで部屋を借りてギリギリまで寝たい、そんな邪な目的でここを選んだのだが、今となってはあの時の自分に感謝している。

 もし通学まで1時間もかかり、電車を乗り継ぐことを考えたらとてもではないが、俺はもたなかっただろう。


 ここまでは順調だ、苦労して朝早く起きた甲斐があった、見通しがいい直線に人の姿は無い、そう思って思いっきり腕を伸ばして伸びをする、後は学校に行ければ少なくとも今日の放課後まで平和が保障される。


 そしてこれは油断だった、あれだけ油断しないようにと気をつけていたのに、俺はその油断をしてしまったのだ。


「おはよう伊勢原君」


 その声を聞いた瞬間、俺は電気に弾かれたように直立する。

 かろうじて振り向いたその先、そこには、俺と同じ高校の女子制服に身を包んだ女の子、髪は短めで小さくまとめており、目も大きく、それは誰がどう見ても可愛いと言える女の子だった。

 その姿を見て俺は崩れ落ちる。電気に弾かれたように、違う「電気を流されて」体の中から隙が出来てしまったのだ。


(しまった……スタンガンか……)


 そう思うのも手遅れ、スタンガンを侮るなかれ、電気と言うものは体の筋肉を弛緩させ、そのまま立てなくすることが出来るのだ。


「小ヶ谷さん…………どこに?」


 ふらふらになりながらもなんとか倒れることなく話しかける。あくまで動きを止める程度に電流を微調整してある、もちろん俺が逃げるのを見越してだ。

 だからこそ躊躇なくスタンガンを押し付けられるのだ。その微調整をどうやったのかは怖くて聞けないが。


「どこにって……」


 そうしてとびっきりの笑顔でほほ笑んでくれる。


「ずっと後ろに立っていたよ」

「怖いから! もう!」


 ずっと後ろに立っていた玄関ドアを開けた時に人の姿は無かったはず、ひょっとしたら自分の部屋にずっといたのだろうか、いつから俺の後ろに立っていたのか、震える俺はそれが怖くて聞けない。

 俺の視線を予測して常に後ろにいる。それが本当に出来るかどうか置いといて、実際に起きている現実はそこにあるのだから。


 俺を見て微笑んでいる彼女が、無理して朝早く起きて、誰にも見つからないように登校しようとした原因の「2人のうちの1人」である小ヶ谷マナミだ。


「伊勢原君ってば全然私に気がつかないんだもの」


 そうやってほほを膨らませる、うん、可愛い、しつこいぐらい何回も言うが文句なしに可愛いんだ。


「はい、お弁当」


 小ヶ谷はふらふらの俺に、猫をあしらったプリントされたかわいらしい包みに包んだお弁当を差し出す。


「今日は自信作なんだ、卵焼きに凝ってみたんだよ」


 そしてお弁当をそのまま俺のかばんの中に入れる。


「そうなんだ、毎日ありがとう」


 ここまできたらもう抵抗するのは無駄だ。お互いに不利益にしかならない。


「あのさ、小ヶ谷さん、いつから待ってたの?」


 午前5時なんて朝練でもしない限り学生が起きる時間じゃない、俺は帰宅部だ。しかも先ほど言ったとおりここから学校までは100メートルしかない。だからこそ普段午前8時に起きて十分間に合うところを今日は3時間も早く起きたぐらいだ。

 当然今日俺がこの時間に起きることは昨日の夜決めたことだ、盗聴を心配して自分の口では絶対に言わなかった。

 俺の質問に小ヶ谷は人差し指を顎に当ててて考えている。


「えーっと、午前3時ぐらいかな、その時からずっと待ってたよ」

「待ってたって、こんな寒い夜で!? 大丈夫なの!? 風邪ひくよ!?」


 俺の言葉に小ヶ谷は目に涙を浮かべるとそっと袖口で拭う。


「ありがとう心配してくれて、日課だからへっちゃらだよ、それと……伊勢原君のそんな優しいところって……好きだよ」

「日課なの!?」


 小ヶ谷さんは自分で言ったその言葉で頬を赤らめて俯いてしまう、いや、そうじゃなくて。


「でも平気だよ、伊勢原君がどんな夢見ているのかなって、考えてたらあっという間だったよ」

「なんじゃそりゃあ!」


 俺が思ったより怒鳴ったのがびっくりしたのか慌てて頭を下げる。


「ご、ごめんなさい! こ、今度は伊勢原君の夢を想像しないから、そうよね、私ったら、いくら恋人でも、夢はプライベートだものね」

「そうじゃねぇーよ!」


 小ヶ谷さんと話すときはいつもこうだ、肝心かなめの理屈がまるで繋がらないのに何故かこうやって会話が進行する。

 そしてそれを何となく理解している自分にも驚いたりするが……。


「あのね、ひとつお願いしたいことがあるの」

「なんだよ!」

「私たち付き合ってもう3カ月になるじゃない?」

「付き合ってないから!」

「だからさ、そろそろ下の名前で呼び合わない?」

「いやだよ!」

「……そう……」


 その瞬間、小ヶ谷の表情とそして目の光が消える。そしてそのまま両手をそれぞれ自分の懐の中に入れる。


(しまった!)


 そう直感した俺は慌てて両手を小ヶ谷を制する。


「分かった! それでいい! マナミ!」

「ほんと!」

 すぐさま笑顔に戻り、そしていつもの可愛い表情に戻る。

「うん! ありがとう! ユウトくん!」

 危なかった、つい感情的になってしまった。


 彼女達の危険信号は「目の光と表情が消える」ことだ、こうなると本格的に俺の身体的にもやばくなるのだ。


 ちなみにその対処方法はただ一つ、言うことを聞くことだ。


 消極的解決方法に聞こえるが、そうすれば原則こちらに被害はない。先ほどの行動、おそらく制服の懐に手を入れたと見ると武器を使うつもりだったのだろう。

 小ヶ谷マナミは、身体能力という点では女子では下の方だ。だが彼女は頭がよく戦略と戦術を駆使してくる、だからマナミの場合は使用する武器もまた力任せではなく、器用さが求められる武器を使っている。


「あの、ユウトくん!」


 とびっきりの笑顔で俺の名前を呼び掛けてくるマナミ。


「な、なんだ、マナミ?」

「なんでも、呼んでみただけ!」


 照れ臭そうに、もじもじしている。

 うん、いい加減しつこいとか突っ込みが入りそうだが、その文句なしの可愛さに事実に泣きたくなる。


 その時、マナミはその可愛い笑顔のまま再び懐に手を入れる。


 その余りな自然の行動に一瞬判断が遅れる、そして次の瞬間、マナミの視線が俺ではなく俺の後ろを見ていることに気が付き、急いで振り返る。

 そこには、ポニーテール姿のスレンダータイプの女の子が立っていた。冬服の厚着に隠れているが、見る人が見ればそこには流れるような筋肉がついているのが分かる。そして気が強そうなツリ目の瞳。

 手に持っているバッグには女の子らしい小物が取り付けられていて、赤色のリボンで髪をまとめてある。


 そしてその姿の中で異彩を放つのは、両手に嵌められたグローブである。


 グローブという表現が適切かどうかわからないが、固い革ひもを肘の近くまで手に巻きつけ、げんこつの部分に鉄の鋲が打ち込まれている。

 彼女の武器、古代拳闘士が使用したと言われている、カエストスと呼ばれる武器、俺にとっては「見慣れた」武器で、彼女は高い身体能力を活かし、直接攻撃で敵を撃つ。


 彼女の1人のもう1人、城下トモエだ。


「アンタさ、いい加減にしてくれない?」


 放たれたその声は、その外見にたがわず攻撃的で気が強そうだ。

 一方の小ヶ谷マナミは、既に武器を取り出している。直径10センチぐらいのドーナツ型の円形の刃物で指を通して廻している。


 紹介が遅れたが、マナミが使用武器はチャクラムだ。円月輪とも呼ばれる古代インドの投擲武器、簡単に言えばインド版の手裏剣のようなものだ。


「筋肉馬鹿が何の用かしら? ユウトくんとのひと時を邪魔しないでほしいのだけど」


 挑発するマナミに逆にトモエが驚いた顔をする。


「……驚いた、勘違いもここまで来ると哀れよね、ユウトが迷惑しているじゃない? とはいってもこんなにも人の彼氏に堂々と手を出すなんて、むしろ感心してしまうけど」


 当然だがトモエとも付き合っている事実なんてものはない、冒頭で述べたとおり彼女なんて生まれてこのかた出来たことはない。

 そんなトモエの言葉にマナミは露骨に呆れた様子を見せる。


「驚いたのはこっちよ、その言葉そっくりそのまま返すけど、城下さん、貴方本当にちょっと頭おかしいんじゃないの?」


 それもまたそっくりそのままマナミに返したい。

 そんな俺の気持ちをよそにマナミは1つ2つと指に回すチャクラムを増やしていく。


「私は女の中でも非力なの、でも手先は器用よ、だから武器を使う時には、威力ではなく技術を重視する、そのための最高な武器ががこのチャクラムよ」


 マナミの言葉に今度はトモエの顔つきが憤怒へと変わる。


「聞き飽きたわ、アンタいい加減うざいのよ」

「それはお互い様よ!」


 言い終わるか終わらないかその瞬間、マナミがチャクラムを投げつける。

 二つのチャクラムはトモエに向かって飛んでいくが、トモエは冷静に飛んでくる武器をあっさりとカエストスを嵌めた腕でジャブで殴り落とす。

 カランカランと地に転がるチャクラムを見ながら、つまらなそうに腕を振る。


「筋肉馬鹿ね、ならアンタは頭でっかちね、いつものとおりじゃ通用しないっていい加減理解したら?」


 トモエの言葉にマナミは不敵に笑い、カエストスで覆われていない右の二の腕を指さす。


「それ、大丈夫?」


 その時に痛みがあったのか、トモエはマナミが指さした二の腕を見てみる。そこから一筋の血が流れていて、良く見てみるともう一つのチャクラムがトモエのすぐ脇に転がっていた。

 傍で見ていた俺はわかる、2つを同時に投擲したと見せかけて、片方のチャクラムと全く同じ軌道ですぐにもう一つチャクラムを放っていたのだ。

 トモエがジャブで2発殴り落とした後に、すぐ後に投擲されていたチャクラムがトモエの二の腕を傷つけたのだ。


「毒が塗ってあったらこれで勝負は終わっていたね、フ、フフ」


 堪え切れなくなったのかマナミは高笑いをする。


「あははは! だから貴方は筋肉馬鹿なのよ、聞き飽きた? ならそろそろ私の攻撃がどのようなものか理解してもいいかと思うのだけど、ああごめんなさい、私も筋肉馬鹿といっておきながら説明が回りくどいわよね、要は頭が悪いわねって言いたかったの」


 マナミの言葉にトモエは半笑いでチャクラムを拾うとそのままウットリとした顔で武器を見つめる。


「アンタって本当に性格ブスよね、まぁいいわ、元々好きな男の子を簡単に手に入れられるなんて思っていないし……」


 トモエは手に胸を当てて力説する。


「ユウトは渡さない! 恋愛の世界は荒野だもの! 私は自分が1番じゃなきゃ気が済まない! 女だったら全員そうだもの!」


 それを聞いてマナミは再び高笑いをする。


「あはははは! 筋肉馬鹿らしいわ、耐え忍ぶ恋こそ本物の恋よ! 1番しか執着できないなんて哀れね!」

「1番に執着できない臆病ものが!」

「2番であることに言い訳というのもあなたらしいわ!」


「お前らいい加減にしてくれよ! 近所迷惑だろうが!」


 当然やり取りは俺のアパートのすぐ外で行われている。

 さっきから複数の1階のドアが半開きになったり閉じたりしている。

 このままだと通報されるんじゃないか、そんなことをされたらここに住めなくなってしまう。

 俺の必死な叫びに2人はようやく浮く落ち着いた様子を見せる。


「……そうね、少し熱くなりすぎたわ」


 トモエはそのままマナミに対してファイティングポーズを取る。


「……そうだよね、ユウトくんのことも考えないとね」


 マナミもチャクラムを指に通しまわし始める。


 空気が変わる、今度はお互い本気だ。


 ひりつくような空気、そして2人はあくまで視線を外さず、俺を横目で見て同時に叫んだ。


「「ここは私が食い止める! あとはいつもの場所で!」」


「分かった!」


 俺は二人の言葉ではじかれるように走り出す。

 もう何が何だか分からないけどどうでもよくなった。


 そして俺は逃げながら思ったわけだ。


(いつもの場所って……どこ?)


――――


キャラクターファイル NO1

 小ヶ谷マナミ(オガヤ マナミ)

能力値

 顔A 体C 運動能力E 勉学A 女子力A

解説

 能力値のとおり可愛く料理も出来て根は控えめ、主人公を一途に思うという言葉だけを並べると完璧。

 しかし一途で尽くすと言いかえれば執念深く嫉妬深い、伊勢原には(身体的な)危害を加えない、そして伊勢原の言うことには(言葉を自己解釈する意味で)素直に従う常識を兼ね備えたストーカーである。

 故にストーカーであることを自覚し、自分が恋人ではないことは分かっているし、自分の思いが通じていないことも分かっている。言動はそれに対して矛盾しているが、アピールでもあると同時にいずれは既成事実になると思っている。

 知能は高く、戦術と戦略を駆使するが、運動能力は人より劣る。

 故に運動能力が低いためテクニックが重要視であるチャクラムを用いることにより相手と戦う。

 座右の銘は「耐え忍ぶ恋こそ乙女の嗜み」つまり古風である。


※A学校上位 B学年上位 Cクラス上位 Dクラス中位 Eクラス下位



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