表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
狼になった。  作者: ケモナー@作者
序章『目が覚めると』
1/22

プロローグ

ケモナーですよ。

正確にはハチュラーです。

でもこの物語はケモナーですよ。

両手を地面に力強く踏み込むと、雨によって出来た水溜まりに偶然入ってしまった

泥水が同時に吹き飛び、自分の顔に飛びついてくる

ジャリジャリとした感触と冷たい温度に嫌悪感が生まれる。

でも今はそんなことどうでもいい。

僕は両手が地面についてる内に後方の両足で濡れた地面を蹴った。

僕は今、四足歩行でこの大雨に見舞われた樹海の中を駆けめぐっている。


別に四足歩行が趣味な訳ではない。かといってこれが何かの訓練か特訓でもあるはずがない。

逆に四足歩行の訓練があるなら聞いてみたいものだ。

動物を()した訓練なんてせいぜい兎跳うさぎとびくらいしか思いつかないけど、それでも二足歩行だ。


こんな訓練、人間(・・)の体で実行していたら即、関節やらなんやら壊していたに違いない。

だが、今の僕はそんな常識を泥水で塗りつぶすかのように覆した。

僕はそのまま四足歩行で、軽々と緑の大地を踏んで、飛んで、駆けていた。

雨に濡れるとやはり冷たいが、この樹海をイヤというほど走り回り、体温ががってきているのでたいして気にはならなかった。



僕は人間だった。

確かに昨日までは人間だったんだ。

何があったか思い出せないけど、僕の体に何かが起こったのは違いないのだ。


あの日、僕の人生は犬生に変わった。

・・・後から編集します。

黒歴史☆

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ