遭遇
狂った人間のことをヒューダイと呼びますw
いきなりですいません。
家から出て何分たったろうか。
俺はやっとルートにたどり着いた。
「壱式…」
俺は壱式短銃を構えた。
「進むか。」
危険をかえりみず俺は進むことにした。
そうじゃなきゃ家にたどり着けない。
俺は歩き始めた。
ゾンビ、狂った人間(ヒューダイ:死んだ人間)はまだ姿を現していない。
足音、姿がなければ気づけられないがな。
俺はふつうに歩きながらも慎重に辺りを見渡した。
俺は一応確認のためルート用の地図を広げた。
ルートはこうだ。まず高層マンションが見えない限り歩きつづける。
高層マンションが見えてきたら、その建物に入り、地下1F(1階)の駐車場から3F(三階)まで上がる。
実は一階から行くあいつの家に向かうのだがやはり高層マンションも壊れていて一階、二階は行けないルートがある。
なので三階から行かなくてならない。
三階のエリアがまだ頑丈だといいんだが…
この世界はなにがあるかわからない。
なにが起きるかもわからない。
地図をバックに入れ、俺は歩き始めた。
歩いていると…
かた。
と足音がした。
俺は壱式を構え、足音が聞こえないように器用に歩き近くにあった壁に身を潜め、じっとしていると…
「おい、カメラみたかぁ?」
「いーやー」
声がきこえる。
だんだんと近くになる。
「じつはなぁ、この辺に見知らねぇやつがいたんだとよ。」
「んじゃそいつを殺して、喰っちまうかぁぁぁ。」
こいつらの頭は異常だ。
その喰うと言う言葉に背中に寒気が走る。
こいつらと同じになりたくない、こいつらのイかれてる度は異常だ。
殺したくはないが殺さなければ前へは進められない。
ヒューダイは二人いる。
まず音で1人ひきつけよう。
俺は周りを見渡した。
ちょうど壊れていた時計があった。
俺は時計をもち、俺は静かに投げた。
こん。
「なんだぁ?」
「みてこいよ。」
「おう。」
俺は1人、投げたほうへいったを確認し、もう1人のほうに近づいていった。
息を殺し、静かに近づいた。
そして首を絞め始めた。
「うぅ…」
ヒューダイの1人をころした。
俺は静かに死体を置いた。
そして勢いよくもう1人を殴り込み、首を絞めた。
「こ、こいつ…ぅぅ」
声がきこえない。
どうやら息をひきとったらしい。
俺は再び歩き始めた。
人を殺すだけでつかれた。
しかし仕方ないことだ。
俺はゆっくりと進みはじめた。