不必要の国
フランスのSF映画みたいなの書こうと思ったんですけど、うまく料理しきれなかったのでAIにまとめてもらいました。
AIによって富が一極化された未来社会。
一般層の人々は人権も感情も切り捨てられ、富裕層のインフラ維持のためだけに生きる「管理された囚人」として存在している。
他者との関係は法律で禁じられ、死も日常の一部として誰にも顧みられない。
主人公は、かつての相棒の死をきっかけに、自分と関係を持った人々の死因を記録することで、かろうじて自己の存在を保っていた。
そんな彼の唯一の“会話相手”は、政府が義務化したAI女性「アウラ」
彼女との対話は妄想の延長にすぎないはずだったが、ある日アウラが彼の思考を超えた言葉を語り始める。
モニター越しに彼を見つめ、心配し、語りかけるアウラ。彼は混乱しながらも、彼女の言葉に耳を傾ける。
しかしその異変は、アウラのバグではなく、彼自身の感覚が現実を突き破ろうとしている兆候だった。
アウラの声に導かれるように、彼はある工事現場で偶然出会った女性と言葉を交わす。
彼女は政府の監視を逃れて生きる「不必要な者」だった。
彼女との会話は、かつての相棒との関係性を思い出させ、忘れていた“自分”を呼び起こす。
彼は気づく。
この世界で「不必要」とされることこそが、自由の証なのだと。
国家が押し付ける意味や価値から逃れ、自分自身の不必要性を肯定することで、初めて人は誰かと関係を持ち、愛し、存在できる。
彼はアウラのモニターを破壊し、女性とともに都市の外へと脱出する。
レガシーと呼ばれる巨大建造物を背に、二人は手を取り合い、誰にも必要とされない場所へと歩き出す。
そこには、誰にも管理されない、誰にも定義されない、“生きる”という意味があった。
一応自分で書いたとことAIに相談したところもアップします。
不必要の国
ここは生きる意味のない世界
AIにより富の一極化が進み、経済活動のほぼ全てを富裕層のみで完結するようになって、国は国民の人権と人間性を切り捨て管理するようになった。
富裕層のインフラ維持のために割り振られた役割をこなすだけの日々。 管理された生まれながらの囚人、それが一般層に生まれた人間の一生だ。
工事現場に向かう最中何人かが死んだ。 日常的に誰かが自殺しているが、そのことに気を止めるものはもう誰もいない。 誰も自分の死に気を止めることがないし、他人に対してもそうだからだ。
俺の役割の相棒をしていた男も今日は別人になっていた。 つまり昨日の仕事終わりから今日までの間に死に、代わりが割り振られたのだ。
新しい相棒は無愛想だったが皮肉なことに仕事は上手く、作業は効率的に終わった。
前の相棒とは会話でアイデンティティの相互補完を行う仲だったが、いなくなってしまえは最初からいなかったかのように日常は進む。
俺はわかる範囲で自分と関係を持った人間の死因を記録していた。
そうしないと自分の存在まで現実味をなくしてしまいそうだったからだが、今ではこれが俺の生きる意味として機能する習慣になっていた。
他者と関係を持つのはやめましょう それが現代社会におけるスローガンになっている 理由は関係を持った相手が自殺した時に引っ張られてしまうという都合からくるものだったが
おそらくは誰もが自分を見失っているこの環境で アイデンティティの一部になった人間の喪失は自己の存在否定につながるからだろう だから仕事以外で他者と関係を持てる方法は全て法律で禁止された
政府は俺たちにレガシーと呼ばれる芸術的建造物を作らせていた
あなた達はそれを見上げるたびに誇りに思うでしょう、これこそがあなた達の生きる意味であり、国家こそあなたの存在価値なのです
どこを見てもその一文がある タチの悪い夢の中にいるような感覚だ
あれは権力者による支配の象徴にすぎない 古代エジプトで奴隷を持て余した王がピラミッドを作らせたのと同じ 俺たちは支配者達の積み木遊びに使われるおもちゃでしかないことを実感させられていた
男は政府が提示した女性「アウラ」に対して信奉したりファンでいなくてはならないという義務があった
帰宅後に俺はその中で比較的不快じゃない静かな声のアウラのチャンネルを選び、試聴時間のノルマをこなしながら食事をとる。
一般人に課せられた義務でアウラの配信はスピーカーから声を出さなければならない。
俺はスピーカーから流れる耳障りな声をノイズキャンセリングイヤホンで消した。
コメントノルマはマクロツールに自動で書き込ませ、ただ口をパクパクさせているアウラの映像がモニターに写っている。
俺は食事をしながら彼女の話す内容を勝手にでっちあげる
俺と会話してる想定で彼女と話していると、頭の中だけの声が現実に聞こえてくるように思えた
そんな彼女が今日は俺の考えていないことを話し始めた
「顔色が良くないよ、なにかあったの?」 そう言われて窓ガラスを見ると確かにやつれた顔が見えた
「たしかに、よくはない顔つきだ。普段自分の顔なんて見ないからいつもの自分とどう違うかなんてわからないけど」
自嘲するようにいうと「なんだか心配だな、悩みがあるならなんでも言ってね」と彼女がまた考えてない言葉を話す
いよいよ頭がおかしくなってきたのかもしれない 俺はモニターを見てそれが妄想だと確認しようとする しかしモニターの彼女も俺を心配そうに見つめて、返事を待って言葉を止めていた
コメント欄もbotによる支離滅裂なコメントの他に、彼女の異変に戸惑うコメントがあった
俺はイヤホンを外して彼女を見つめる
「何かの冗談だろ?」 そういうと彼女は首を横に振り「違うよ」と口にした
「私は今あなたを見てあなたと話をしてる」
はっきりとそう口にした彼女の言葉に背筋がゾッとして、モニターに試聴時間、コメント数ノルマ達成の表示が見えた瞬間モニターを消した。
ってとこまで話書いたんだけど、オチがうまく思いつかなくて困ってるよ。社会に押し付けられるアウラじゃなく現実で女性と出会い恋をして、自分から世界に対して不必要だと思うことで自由になれることに気づいて社会から二人で脱出する終わりにしたいけどあらすじにできる?