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アームガン  作者:
学校襲撃編
8/35

第8話 「決意、そして」

カナタ[はぁ..はぁ..]

ケンシン[く、くそ..納得は行かないがお前の勝ちだ...]

ケンシンは昔のことを思い出していた

家族はみんな能力持ちだった、虐げられ、差別され、家を出され。

そんな時、あのお方は力をくれた。

ケンシン[お前には俺の能力が付与されるだろう、大切に使うといい..]

カナタ[うん..]

ケンシン[気を落とすな、お前は俺を打ち負かした]

カナタ[あ、あのさ!お前らのリーダーについて詳しく教えてくれないか?]

ケンシン[ん、ああ。あのお方は..]

そう言った直後、ケンシンの体は四方八方に爆散した。

カナタ[は...?]

イダチ[カナタ!大丈夫か!]

カナタ[あ、イダチさん]

イダチ[な、なんだこの爆散死体は..お前がやったのか?]

カナタ[い、いえ。僕が組織のリーダーについて聞こうとした途端に...]

イダチ[口止めの類いか...]

カナタ[そうかもしれないですね..あ!シュージさんとエースは?]

イダチ[そのことなら...着いてこい]


--------------------------------


職員室は悲惨な状態だった、焼き尽くされ、岡崎の死体が転がっていた、そして。

カナタ[シュージさん...!]

シュージの死体は黒く焦げ、手足など酷い状態だった。

イダチ[シュージは...エースに殺された]

カナタ[エース....そういえば、イダチさんの相手は?]

イダチ[すまない、逃がしてしまった]

カナタ[そうですか...]

イダチ[とりあえず、お前相当怪我が酷い様子だ、1度帰ろう]

カナタ[わかりました..]

カナタ達が凄惨な現場を去る


--------------------------------


ユイリ[報告は聞いているわ、まさかシュージくんが..]

シーンとした空気が流れる

ユイリ[ねえ、カナタくん]

カナタ[あ、はい]

ユイリ[きみの能力登録は済んだし、もうここから離れてもいい、どうする?]

カナタ[僕は....]

少し考えたあと、カナタがこう言う

カナタ[僕は、続けます。]

イダチ[なっ、続けるのか]

カナタ[僕はいままで、何も無い人生を送っていました。ただ呼吸をして、死を待つ人生。ここで活躍することが出来れば、僕は自分自身の存在意義を見いだせると思うんです。]

ユイリ[わかったわ...では、カナタ君を正式にヴィラン対策課に任命します。]

カナタは後に、どんなことが起きるか。

この時はまだ、知らなかった。


--------------------------------


キャー!!!

森の奥深く、とあるホテルで一人の女性の叫び声が鳴り響いた。

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