第一話ここはどこ?
第一話ここはどこ?
天地85年7月2日西暦089年7月2日午前00時09分
衛生、そのままロスト。島内回線作動正常。異常なし。目標ヘリコプター隊の情報によると、全島の確認は取れるも、本土を確認できず。
じゃ、、、鎌倉が消えたのか?
災害対策総省から何か報告はないかね?
ありません。それどころか内閣府からも報告がありません。
となると、俺たちは今、異世界にいると言うことか。
報告します!陸上哨戒活動班からです。
我、横須賀護衛隊群らしき施設を確認。
藤沢本島の最東端です。
軍艦と思わしき艦艇はあるか?
はい。艦艇を特定しました。
艦種は
護衛艦こんごう一隻
護衛艦あたご一隻
護衛艦いずも一隻
戦艦大和一隻
異常です。持ってきますか?
一眼みたい。活動隊を送る。大和型は全護衛艦の総力を上げて引っ張ってこい。
了解。
50分後
本当に大和だ!
大戦艦大和、先祖様の技術を観れるとは。。感謝感激だな。
だけど、、、ここまでくると俺ら、本土と縁を切られたようなもんだぜ?
戦艦大和。なんか違和感がある。
そりゃ、映像と肉眼じゃ、天と地ほどの。。なんじゃこりゃ
主砲が20センチデカい。それに、、ボイラー艦ではないのか。。
神様。おいたがすぎるぜ。
ありがとう。大和を確認できただけでも、私は幸せだ。元の本港に戻したのち、哨戒活動班全員待機閣議を再開。被害報告を最優先だっ!
藤沢列島内生存者
民間人なし。
町役所職員なし。
汎用高等科学校
最大定員2000名
藤沢汎用高等科学校
行方不明者及び死者、負傷者共になし。
各分校も確認完了。
航空自衛隊藤沢飛行隊確認取れず。
陸上自衛隊藤沢旅団も確認取れず。
海上保安庁藤沢沖監視隊確認取れず。
日本政府との連絡途絶。
汎用中等科学校生存者確認
最大定員3500名
死者なし。
確認完了人数3500名
負傷者2名どれも、軽微のため軽い応急処置を実施中。
小学校との連絡取れず
南横浜市立藤沢本島学校
最大定員921名
行方不明者921名
教師も確認取れず。
島民全滅。遺体確認取れず
以上が、確認された報告であります。
つづく。