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移転
「お客様!!お客様!?終点でございますよ」
だれかに呼ばれる声で目が覚めた。
目を開けてみるとそこには狼男がいた!
狼男というと野蛮だろうか人型の狼
いうなれば人狼というところだろう
と頭では冷静なことを考えているが
実は腰が抜けている
がその人狼にはけして敵意がないのだけはわかった
物腰が優しく身なりがよい
しかし気が動転してることには変わりはなく
とりあえず急いで新幹線?を降りることにした
列車をおりると目の前にひろがる光景を見て
状況がなんとなくわかった
ここは今まで住んでた世界とは違う
そう僕は異世界に迷い込んだみたいだ