1. 何時しか父が蒸発した。
新連載していく予定。
よろしくお願いします。
ここ、アルビオン皇国の港町、カストレラ。
大型のガレオン船が停泊できることから、古くは軍港としても利用されていました。
今は帝国との戦争も終結し、ガレオン船は小規模の軍港へ。
通りは商店が並び、活気に満ちています。
「おはようございます。アリスさん」
「おはよう、リリスちゃん」
リリスちゃんは家政婦さん。
私たちの貸家の大家のおじさん家のね。
エロおやじなんで、いろいろ心配です。
リリスちゃんと別れて…。
「やぁ!アリスちゃん。今日もいい天気だね」
「おはようございます。レスター神父様」
教会に最近着任されたレスター助祭。
私の知り合いです。
幼馴染みたいな?
腐れ縁。
ちょっと顔を合わせたくないなという季節です。
レスター神父と別れた私は、冒険者ギルドへ行って日銭を稼ぐのです。
父が蒸発しましたから。
↓他の作品もよろしくね。
R18連載「転生したら、貴族の子息だった。その名をサド侯爵という。」
https://novel18.syosetu.com/n5024fo/
R18短編「二年前、僕は軍服娘に恋をした」
https://novel18.syosetu.com/n5252fo/
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