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プロローグ

さぁさぁ御立会い。


これから語られるは奇想天外、奇妙奇天烈にして、どこにでもある不思議なお話。


何から話すか、何を話すか、何で締めくくるか。そんなものは御愛嬌。


事の始まりは、ある青年が4年ぶりに家を出たところからで、御座います。

彼は怖いほどに白い肌を、真夏の日差しがゆっくり焼いていく中、ある少女に目を惹かれていたので、御座います。

何があるわけでもない彼女に、何故目を奪われていたのか、今となっては、誰にも分かりはしません。


おおっと、物語が始まってしまう前に伝えることが一つ。


彼は正義の味方でも何でも無かった、それだけは忘れないで頂きたい。


物語の始まりは、とある事故から。



青信号。


渡り出す。


重低音。


悲鳴。


甲高い音。


走り出す。


手を伸ばす。


間に合う。



弾かれるような感覚、焼けるような痛み。

それらを感じると同時に、彼はここではない何処かへと連れ去られて行きました。

"普通"という枠から外されて。


それでは。


お楽しみ下さいませ。

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