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ダンジョン攻略という名の強化合宿①

すいません。

いろんな諸事情でかなりの不定期更新になってます。

早めに次話をあげる時もあれば、半年ぐらい次話をあげれない場合もありますのでそれでも見てくれる方だけ見てくれたらと思います。

辺りがだんだん見えてくるとそこは、薄く光輝く土壁が続いている通路だった。


「えっ、えっ、ここってどこ⁉︎」


困惑しながらも奇妙な壁を《真眼》で確認する。


ダンジョンの壁

〔ダンジョンの中に存在する壁。ダンジョンの壁は、ダンジョンコアの魔力により発光する。

削ることも壊すことも、できない。〕


うわぁ〜…

ヤバぃ、ダンジョンに飛ばされたみたいだ。



マップを見るとダンジョンの中にいるためか地表の地図ではなく、ダンジョンの地図になっていた。


さすがに、宝部屋やモンスター部屋まで表示してくれる機能は、まだ無かったがただ、道を示してくれるだけでも十分有り難かった。


まぁ、もうすぐレベル10になるから性能も上がるだろうしマップに関しては、問題ないだろう。



ダンジョンは、どうやら、地下に降りる形式のダンジョンらしい・・・


俺も運が悪い・・・

この世界に来て神様からチート級のスキルを貰って、浮かれてたところがあったのかも・・・


大体、幾何学模様は、あったけどもあんなのがダンジョンだなんて思わないでしょ!?

普通、ダンジョンって何かしらの入口があってもいいんじゃない?

転移して入るダンジョンだとしても地面に魔法陣みたいなものがあるとかさ~。


はぁ~、初見殺しだな、このダンジョン。

後ろを振り返っても戻れるような設備もないしね・・・

ダンジョン攻略しないと戻れません、もしかは死ぬとか鬼畜すぎる。俺、Mじゃないんだけど・・・


どこかにさっきの遺跡か地上に戻れる場所が道中にあるのだろうか…?


戻れる手段が今のところ無い以上、攻略するしかないか・・・


それから、俺は攻略を目指して歩き出した。


どうやら、この階層は、一層らしく出てくる魔物がスライム、ゴブリン、ホーンラビット、コボルトと言った弱い魔物しか出てこなかった。

それから、俺は、出てくる魔物を(水魔法)のウォーターカッターや(雷魔法)のライトニングボルト、

(光魔法)のレーザーや(闇魔法)のダークバインド、そして俺がよく使う《重力制御マイグラビティ》をフルに使って

9層まで危なげなく攻略することができた。もちろん、《剛力》や《縮地》も使って。

出てくる魔物は、オークやオーガやリザードマン、デカめの蝙蝠みたいなダークバット、キバが異常なほど大きい狼みたいなウォーウルフなどレベル10~30くらいの魔物が多かった。


これまで、倒した魔物達は、ダンジョンの魔物特有らしく光になって魔石とドロップアイテムだけを残して消えていった。

正直、魔物の肉がドロップしないのはこれから先つらくなる。

俺の《無限収納インベントリ》の中には、食べられる魔物は、ホーンラビットが20匹くらいにオーガの肉が後4日分ぐらいだから節約しても25〜30日ぐらいでこのダンジョンを攻略しないといけない。

上位の魔物となるとドロップアイテムとして肉をドロップするのだろうか?

それとも、レアドロップとしてあらゆる魔物でもドロップするのだろうか?

どちらにしても確証が無い以上、急いで攻略しないと餓死の可能性もあるから少し急ぎで進んでいこう。


そうして、10層に降りると違和感満載の門があった。明らかに、ボス部屋だと分かる。

俺は、深呼吸してから門を開けると暗い空間があった。俺が、門を通り中に入った瞬間、門が閉じ、辺りがゆっくりと明るくなり始める。


目の前には、一つ目の巨人がいた。俺は、すぐさま真眼を使った。



サイクロプス レベル54


種族:魔物(幻獣)

HP:62000

MP:43000

身体:異常なし


固有スキル

・《聖魔鍛冶》


レアスキル

・《鬼神化》


スキル

・《超筋力強化》 ・《筋肉再生》



うわぁ、結構すごっ…

レベルも今まで対峙したどの魔物よりも高くスキルも異常だ…

《聖魔鍛治》は、どうやら聖剣や魔剣といった聖と魔の属性を宿したあらゆる武器を創ることができ、どんなに硬く特殊な鉱物でも鍛治ができるし、また、鉄や鋼などの鉱物を聖剣、魔剣にはできないがかなり高品質に仕上げる事ができるらしい。

《鬼人化》は、筋力、瞬発力、HPを一時的に3倍にするスキルらしい…

《筋肉再生》は、筋肉で身体が繋がって入ればどんなに深く切り裂かれようとも瞬時に繋がり再生するらしく、その上、《超筋力強化》により余計に切りにくくなっている。


さすが、ダンジョンボスと言えるし、魔物(幻獣)となっているだけある。



さて、俺がある程度、確認していると目の前のサイクロプスがゆっくりと目を開けた。

サイクロプスの右手には、巨大で光輝く鋼の剣がにぎられている。


さぁ、流石に最後の切り札として《スターリンク》があるから負ける事はほぼ、ありえないから

《スターリンク》以外のスキルや魔法で闘って倒そう!


そう、決めてから動き出そうとしたら、目を開けて睨むようにこちらを見ていたサイクロプスが、凄い勢いでこちらに向かってきて、巨剣を俺めがけて振り下ろしてきた。


いきなりで、ビックリした俺は《縮地》を使って一旦、サイクロプスと距離を取った。


距離を取った俺は、瞬時にサイクロプス目掛けて《重力制御マイグラビティ》を使い、重くしていく。

流石に、10倍になると自身の体重も剣も相当、重いらしく倒れるほどではないが動かないようではいるようだ。


そこで、俺は、今まで使ってきたウォーターカッターやレーザーを動けないサイクロプスの腕や太もも、首などに撃ち込んでいく。だが、《超筋力強化》がある為に全部を切り裂く事ができず、切った跡から《筋肉再生》によりどんどん塞がっている。


どうしようか、悩んでいると動けないサイクロプスの目がだんだん充血したように真っ赤になっていき、完全に赤くなると、まるで《重力制御マイグラビティ》が掛かってないかのように、また動き出した。


「ヤバい、ヤバい」


分かっていたけど、これ《鬼人化》だ…。


どうしよう…、とりあえず、《スターリンク》は、太陽しか使ったこと無いし、影響がでかすぎるため使えないし他の試した事がない星もどうなるか分からない以上使いたくない。

だって、こいつの魔石欲しいしね…。


まだ、やれる事はある。

サイクロプスは、俺目掛けて突撃しつつ、剣を振り回している。


俺は、それを《剛力》と《縮地》を徹底的に回避に使いつつ、《結界魔法》を俺を中心に半径2mくらいの位置に固定して、どうサイクロプスを倒すかを考えている。


しばらく回避し続けていたら、俺は、ふと気づいた。

これだけ、スキルや魔法があるのに近接武器どころか相手の武器を受け止めるモノすら何も持っていなかった事を…


そこで、俺は、あるアイデアを思いついた。

元々、サイクロプスがダンジョンから産まれた魔物だからなのかは、分からないがサイクロプスが振り回している剣が地面を、ダンジョンの床に傷をつけている時があるのだ…。

まぁ、もちろんその都度、傷は見る見るうちに塞がって元通りなのだが…。


でも、それが分かれば、あの剣が相当、切れ味が凄いモノだと分かるわけでそれさえ分かれば、考えている事を実行に移そうか。


まず、この切られそうになっては《縮地》で少し距離を取って、また、詰められて切られそうになっては距離を取っての繰り返しではどうしようもないため、俺は一旦、大幅に距離を取った。

その瞬間、《重力制御》はもう掛けているため、そこにさらにダークバインドでサイクロプスの身体全体を拘束し、さらに動きにくくさせ、俺は瞬時に《縮地》を使い、サイクロプスの懐に近づく。


サイクロプスは、いくら《重力制御》で重力10倍、さらにダークバインドで拘束されているとはいえ、《鬼人化》により筋力と瞬発力は3倍になっている。

とわ言え、動きづらそうではあるが、普通の魔物並みには、動けている。

そんなサイクロプスは、懐に俺が入ってきた事を瞬時に判断し、横薙ぎに巨剣を振りかざしてきた。


だが、俺はこの瞬間を待っていた!


俺は、この考えを実行する直前、《結界魔法》の範囲を半径1mに変更していた。


そんな俺にサイクロプスの巨剣が近づき、俺の半径1mに入ろうとした瞬間、《結界魔法》の物理攻撃阻害が発動し、ほんの僅かな時間だが、剣を持っていた手が止まった。


この時を狙っていた。

俺は、1番簡単に切り落とせるであろう剣を持っていた手首に向かって、上から水魔法の斬撃、下から雷魔法の雷撃を魔力をいつもの倍以上注ぎ込み同時に発動させ、上下から手首が落ち、筋肉での繋がりができないように手首を焼き切り落とす。

すると、手首は、上下からきた魔法により中心でぶつかり合った水と雷の魔法の爆発が起こり、それもあってか完全に持っていた剣ごと手首が地面に落ちた…。


グワァァァァァァぁぁぁぁ!!


サイクロプスは、手首を切り落とした事により、《筋肉再生》が出来ないからか、もしくは感じた事のない痛みからなのか俺を睨みつけながら叫んでいた。


俺は、このサイクロプスが叫んでいる間に、落ちて地面に刺さっているサイクロプスの巨剣を一旦、インベントリに入れて回収し《縮地》を使い、距離を取り、

サイクロプスの様子を確認する。


ウギャああぁぁぁぁあああ⁉︎


サイクロプスは、さっきの叫び以上にどうやら、苦しんでいるようだ。

手首を切り落としただけなのになぜなんだ?と思ったら、サイクロプスの充血していた目がだんだん元の状態に戻っているようである。


「あぁ、そういうことね…」


俺は、納得する。

要するに、《鬼人化》のスキルの有効時間が解けたので《重力制御マイグラビティ》とダークバインドにより耐えられないほどの苦痛を感じているようである。

動けそうにも無い様で、流石に倒れ伏す事はない様だが、片膝をついて苦しそうにしながらも俺のことを睨んでいる。


なんか、《鬼人化》の有効時間、タイミング良く切れたなぁと思わなくもなかったが、まぁ、《鬼人化》は、かなり厄介だったからありがたい…。


それでは、《鬼人化》も終わったし、この闘いも終わりにしますかね!


俺は、《無限収納インベントリ》からさっき回収した巨剣を取り出した。

もちろん《剛力》を使っていても地面に落とさない様にするのがやっとなので、《重力制御マイグラビティ》を使い、巨剣の重さを10分の1にする事により《剛力》ありで普通の剣と変わらないかな⁉︎というぐらいまで振り回せる様になった。


もちろん、普通の剣すら、地球にいた頃も含めて持ったことが無いので予想である。


そして、ある程度、振り回して確認したら、未だに呻きながら俺を睨んで一歩も動けないサイクロプスに《縮地》で近づき、首を巨剣を振りかぶり首に当たる直前に巨剣を元の重さの重力10倍にして切り落とした。

《真眼》で確認すると、首から血が噴き出す度にHPが減っていき、20秒ぐらいでHPがゼロになり、サイクロプスは光の粒子になり、消えていった。


そして、また、巨剣を振れる軽さにし水魔法で剣に付いている血を洗い流していると完全に消えたサイクロプスからドロップアイテムが出た。

それと、同時にレベルアップもした様だ。

これで、レベルは、10以上になり、スキルの性能も変化するはずだがそれは今確認しなくてもいいだろう。


先に、ドロップアイテムから確認しよう。

落ちているのは、まず、サッカーボールサイズの魔石である。そして、占いで使いそうな大きめの水晶の様なもの。最後に指輪があり、指輪は幾何学模様が入っている。


とりあえず、サイクロプスの魔石を収納し他の2つを見てみた。



スキル玉(固有スキル 聖魔鍛治)

〔サイクロプスの固有スキルを手に入れることができるスキルの結晶。サイクロプスを倒したモノが触れた時、自動的にそのモノのスキルとして取り込まれる〕



「おお〜〜っ!」


これは、凄い。

今回、近接武器が無い状況がどれだけ辛いか理解した。魔法だけでは、どうにもできない状況がまた、来るかもしれないのだ。自分で鍛治が出来るのは素直に嬉しい。今回、たまたま、あのアイデアが思いついたが、回避に集中していたのもあってか思いつくのに、サイクロプスが《鬼人化》を使って1時間くらいかかったのだ。


それもこれも、魔石が欲しかったからであり、きちんとした剣さえあれば、もっと楽に魔石が取れる闘いだったのだ。

もちろん、剣術スキルなんてモノは、強いていうなら《縮地》以外ありもしないので、敵の動きを止めないと意味がないのだが…。


それでも、このスキルは、嬉しいので早速スキル玉に触れて見ると取得方法が頭に流れてきた。

どうやら、このスキル玉に血をつけ、つけた者が受け入れる事により取得できるらしい。

早速、やってみると胸の中にスキル玉が水の中に入るかのように入っていった。

取得する感覚は、あんまり無いがスキルを使うときにどの様に打つのかとか何をどの手順でするのかとかわかるのだろうか?

まぁ、期待大である。

あえて、ステータスは、見ない。

俺は、スキル変化の性能も含め一々見るのは面倒なのでまとめて見たいのだ。



幻の鍛冶場(指輪型)

〔亜空間に存在する幻の鍛冶場に入れるための鍵。幻の鍛冶場とは、この鍛冶場で鍛治をすれば失敗はあり得ず、どんな木や石、鉄くずでもそれなりに使えるモノにまで仕上げる事ができる事からついた威名である。

また、この空間の鍛冶場では、鍛治に必要な燃料は魔力、もしくは魔石であり、鍛治を行った際の熱による熱さは一切感じる事は無い。

また、この鍛冶場では、剣や防具だけでなくあらゆる武器を作る事が可能である。

入る時は、鍵(指輪)に魔力を流す事により眼前に亜空間への道が現れる。〕



……………………これは、凄い…



これさえ、あれば例えダンジョンの中でも宿の一室でも鍛治し放題だし、失敗も絶対しないので材料が無駄になる事も無い。

いたれり、尽せりである。



さて、ステータスの確認をしようかと思ったら、何やら電話ボックスぐらいの大きさのモノが地面から出てきた。


「ていうか、これまんま中身見えないとこ以外電話ボックスそっくりなんだけど…」


まぁ、実際は、扉とか少し違うがこの大きさで扉がついてると連想してしまうモノである。


まぁ、ボスは、倒したしもう何か出るとか無いだろうと思い、扉を開けてみるとそこは、眩いばかりのインゴットの数々だった……。


「うわぁ〜、こりゃ凄いわ!!!!」


俺は、思わず目が点になるんじゃないかと思うほど、瞬きをし、何回も目を擦って確認しているが消えたりしない。


体育館3つ分くらいの広さにインゴットが種類別に大量に並んでいるのだ。



そして、俺が入って来た入り口の近くに石の台座みたいなモノがあり、何やら書いてあった。


[幻獣の住まう楽園 10階層ボス撃破報酬]と。


ここは、どうやら幻獣の住まう楽園というダンジョンらしい…。

10階層まで来て思ったのは、どうやら幻獣の住まうと言ってもここで言う幻獣は、ボスのみだということだ。

まぁ、あんな幻獣と各階層で毎回闘うなんて想像するだけでも嫌気がするから、ボスだけで良かった…。


とりあえず、目の前のインゴットを確認しながら回収しよう!


とりあえず、近くにあるモノから順に回収していった。


銅(10t)、青銅(10t)、鉄(10t)、鋼(10t)、銀(10t)、(金10t)、プラチナ(5t)、ダイヤモンド(5t)

ここまでは、地球でも存在する鉱物だが、ここからはまさに空想上の鉱物ばかりだった。

ミスリル(5t)、オリハルコン(3t)、アダマンタイト(3t)


こんな大量のインゴットが敷き詰められて置いていた。


俺は、それをそれぞれ収納していき、全部収納し終わると、扉を抜けてサイクロプスと闘っていたボス部屋に戻って来た。


後ろを振り返ると電話ボックスのようなモノは、ダンジョンの床に沈んでいった。


正直、報酬が多すぎるような気がする。

それとも、このダンジョンは、本来何十人、何百人規模で攻略するモノで山分けしても儲けれるようにボス撃破報酬があるのだろうか?

それを、俺が1人で倒した為に多く感じるだけなのだろうか?

それとも、あまりにも入口がダンジョンとは分かりづらく、誰も入った事が無いからボス報酬が溜まっていったとか?


まぁ、考えてもキリがないので沢山貰えてラッキーぐらいに思っておこう…うん!


ミスリルやオリハルコンなどは、鍛治をするときにどういうものか確認すればいいか…。


そうと決まれば、最後にスキルがどういったモノに変化したのか確認しないとなぁ〜



ステータス

星宮 宙 レベル14


年齢:17

性別:男

種族:人

HP:326524

MP:600792

身体:異常なし


究極固有スキル

・《スターリンク》 ・《????》


固有スキル

・《世界地図ワールドマップ

・《星下真眼スターズアイ

・《重力制御マイグラビティ

・《幻獣召喚》NEW!

・《????》

・《????》

・《????》

・《????》

・《????》

・《????》

・《????》

・《????》

・《聖魔鍛治》NEW!


レアスキル

・《全言語翻訳》

・《無限収納インベントリ


スキル

・《剛力》 ・《縮地》 ・《獲得経験値UP》

・《気配察知》NEW! ・《隠密》NEW!


魔法

・《水魔法》 ・《雷魔法》 ・《光魔法》

・《闇魔法》 ・《回復魔法》

・《時空魔法》 ・《結界魔法》 ・《隷属魔法》

・《精神魔法》 ・《付与魔法》



⁉︎⁉︎

「あれ?固有スキル増えてる…」


《幻獣召喚》

〔幻獣撃破よりスキル解放!

撃破した幻獣を召喚する事ができ、召喚した幻獣は召喚主の眷属状態となる。また、幻獣のステータスは、撃破した時のスキルを保持し、HP、MPは共に召喚主の10分の1となる。召喚主がレベル50を越えると召喚獣と意思疎通が取れ、レベル100を越えると召喚獣もレベルアップできるようになる。〕

(召喚獣:サイクロプス)



おお〜、あのサイクロプスをあの強さのまま、召喚できるなんて素晴らしいね〜。

まぁ、俺のステの10分の1のHPとMPらしいけど、元々、硬くて切ってもすぐ回復するようなヤツだったから、まぁ、大丈夫でしょ!



あとは、これまでの道中とさっき手に入れた《隠密》、《気配察知》、《聖魔鍛治》だね。


レベル10になって気配察知は、範囲が2倍になり隠密は、忍び足なら半径5mまで、歩いてなら、半径10mまで、走っても半径15mまでなら気づかれないようになった。

ちなみに、《聖魔鍛治》にレベルアップによる性能変化はあったが完成品までに仕上げる時間が短縮されるだけだった。


範囲変化だけだったのは、《スターリンク》が半径3mに、《星下真眼スターズアイ》が半径2kmになった。


世界地図ワールドマップ》には、特定の人物もしくは魔物5体までどんなに離れていてもどこにいるのか確認できるようになった。


重力制御マイグラビティ》は、20倍まで重くでき、20分の1まで軽くできるようになった。


そして、《獲得経験値UP》が経験値10倍になった。

正直、このスキルがなかったら俺は、もっとレベル上げに時間がかかると思う。

他の人のステは、見た事ないが魔物のステを見ても今の俺のレベルぐらいだと雑魚にしか感じない…。

多分、予想だが、俺の身体を創り上げるときにスキルを沢山持っても問題なく初期ステが高い代わりにレベルアップに人より沢山の経験値が必要なんだと思う……。


まぁ、それでもあまり困ってはいないから大丈夫だが。



次に魔法だが、《時空魔法》は、目視1kmまで転移できるようになり、《結界魔法》は、500m以内にまで

結界を張れるようになった。

《隷属魔法》は、奴隷にした現れる奴隷紋を周りから見えなくするようにできるらしいし、《精神魔法》は、半径100m以内の生き物に幻覚を見せる事ができるようになった。


《付与魔法》は、付与するモノに2つまで魔法を付与できるようになった。


あっ、そういえば《回復魔法》って《スターリンク》があるから怪我するつもりはないと思って見てなかったなぁ〜。

とりあえず、見ておこう!


《回復魔法》

〔あらゆる怪我を治す事ができ、毒、麻痺、睡眠、幻覚などの状態異常を治す事ができる。

また、体外、体内の怪我ならば完治可能だが、病気に関しては大量の魔力と高位の魔力操作が無いと完治はできない。また、エリアヒールに関しては、半径200mが限度である。また、欠損部位を元につなげることはできるが神経の修復、欠損部位の腐敗、消失による欠損部位自体の復元はできない。〕


要するに、俺の場合、怪我は治せても治療はまだ、魔力操作が完璧でないからできないと…。

もし、腕や足を切られても切り落とされた部位が新鮮なうちは、繋げられるけど神経までは治せないし、切り落とされた部位が腐ったり、無くなったりすれば、無いものから復元はできないという事だね…。



おし、それが分かっただけでも見てよかったかもしれない。

じゃあ、見るものも全部見終わっ……あっ⁉︎


そういえば、サイクロプスの巨剣を見てなかった。



鋼の巨剣

〔サイクロプスの愛剣。

有効時間のあるスキルを1つ選び、この剣を持っている間、有効時間を3時間延長させる。〕


うわぁ〜〜〜…

これが《鬼人化》が意外に長時間持ち、突然、手首を切り落とした時に《鬼人化》が無くなった原因か〜。

確かに、この剣が無いとサイクロプスは、辛いだけだもんね…。

まぁ、俺は、有効範囲のスキルはあっても有効時間のスキルは、魔法も含めて未だに無いから必要無いかな。

俺の剣は、《聖魔鍛治》で創る予定だしね。



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