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イグドラシルでもう一度

イグドラシルでもう一度 最難関ダンジョンに挑め!

作者: 熊出

「ちょっとデートしようか」

 このゲーム世界では立っていることすら珍しい歌世にそんな風に誘われたのは、秋も暮れの頃だった。

 いつもの町外れの草原で、僕は壁を背にして座っている。

 この壁が街の内と外を隔て、魔物の侵入を防ぐのだ。

「デート、ですか」

 シンタは戸惑うしかない。

 発言の内容ももちろん、歌世が外出したいと言い出すのも珍しいことだった。

「そう、デート。お姉さんと二人きりで観光。悪くないでしょ?」

「一緒に行くのは構いませんが、デートって呼称だとなんだか犯罪臭が漂いますが」

 シンタは現役の高校生で、歌世は八年前に高校生だった女性だ。

「シンタくんと私じゃ歳が十も離れてないでしょー。いけるいけるー」

「男女逆にして考えたらどう思います?」

「ロリコン乙」

 身も蓋もない言い草は相変わらずだ。

 シンタは苦笑してしまった。

 このギルドのメンバーは五人。

 今日は珍しくゴルトスがまだログインしていない。

 ヤツハとシュバルツもこれまた珍しく外出中だ。

 歌世とゴルトスに比べれば、あの二人はまだ外出することがしばしばあった。

 それを考えると、今日の歌世の気まぐれは非常に珍しいものだ。

 その気まぐれの白羽の矢が、どうやら消去法的にシンタに突き刺さったようだった。

「まあ、行きますけどね。歌世さんって発言がこう雑ですよね」

「丁寧に言葉を話す私なんか気持ち悪いだろー? オフラインならともかく」

 まあ、それも一理ある話だった。


 シンタが連れてこられたのは港町だった。

 想像力豊かなヤツハならば、磯の香りがいかにも漂って来そうだ。とでも言いそうだった。

 港には魚が積み上げられており、そこに至るまでの道にはノンプレイヤーキャラ達が店主を務める市がある。

「なんだか賑やかな町ですね」

「そーでもない。店開いてるのは大半がノンプレイヤーキャラだから。ここは最初期の町だからね。アップデートからも取り残された町さ」

 そう言いながら、歌世が辿り着いたのは砂浜が見える家の前だった。

 その家の壁を、歌世は愛おしそうに見つめる。

 このゲームは、体をすっぽりと包む筐体の中でプレイするオンラインゲームだ。その筐体の通称をエッグという。

 エッグは表情も読み取って、ゲーム中のキャラに反映させる。

 だから、歌世は実際に愛おしげな表情をしているのだろう。

「懐かしいな。ここに私達のギルドの溜まり場があったの」

「へえ。八年前でしたっけ」

「そう、八年。ゴルトスとの腐れ縁もここからだ」

 そう言って、歌世は苦笑する。

「たまに来たくなるんだ。ゲームを始めた頃の気持ちを思い出そうと。全部が新鮮だった頃のことを思い出そうって」

「八年前のこのゲームなんて、想像つかないなあ」

「避けゲーオンラインって言われるほど素早さが重視されるゲームだったよ」

 今では前衛職は、回避ステータスはそこまで重要視されていない。

 それよりも、重い一撃を耐える防御のステータスが重視される。

 そんなシンタの心を読んだかのように、歌世は言葉を付け加えた。

「当時はキャラの素早さがプレイヤーの運動神経じゃ処理できなくなるほど上がらなかったし、敵の攻撃力もそこまで高くなかったし、パーティーを組んだりもあんまりしなかったし。まあ、ゴルトスはこうなるって見越して防御力ばっかり振ってたけどね」

 なるほど、その時代その時代の流行り廃りがあるらしい。

「蟹でも捕まえようかなあ」

 そう言って歌世は砂浜に向かって歩いていく。

 シンタは素直にその後を追っていった。

 不可思議な一行を見つけたのはその時のことだった。

 小舟を海に浮かべて、漕ぎ出そうとしている。

「何してるのさ、君たち」

 歌世が声をかけると、四人のパーティーが振り返った。

 このゲームでは、衣服では職業が断定できないのでどんな職構成なのかはわからない。

 実際に、歌世は騎士なのに、鎧ではなくすらりと伸びた手足を晒す布の服を着ている。

「最近アップデートされた最難関ダンジョンに挑むんだ」

「最難関ダンジョン?」

 歌世は目を丸くした。

「このアップデートから取り残された限界集落に?」

 歌世は相変わらず口が悪い。

「ああ。そこで金を稼いで家を買うんだ」

 倒錯しているなと、シンタは思わざるを得ない。

 上級者になる頃に手が届くのがゲーム内の土地と家だ。それにも手が届かないのに最難関ダンジョンに挑むなんて間違っている。

 その辺りを誤解しているのを考えると、彼らは初心者なのだろう。

「ヤツハが言ってたのは本当だったか……」

 歌世が感心したように言う。

「ヤツハさんが?」

「あの子はBBS大好きっ子だからこの手の情報をすぐ掴むんだよ。ガセだと思って聞き流してたけど」

 なるほど、一人でぼんやりしている時間が多いように見えるヤツハだが、BBSを覗いていたりしていたのかもしれない。

「あの、お姉さん達も協力してくれませんか? 私達の戦力だけじゃ、少し心許なくって」

「あー……。私達二人とも戦闘職だからなあ。ヒーラーが心許ないよ」

「じゃあ、シュバルツさんに連絡とってみましょうか」

「いや、二人の時間を邪魔するのも悪いんじゃない」

 歌世がそう口にした時には、既にシンタはシュバルツに声をかけた。

 同じギルドに入っていると、遠距離にいても会話ができるというメリットがある。

「シュバルツさん、噂の最難関ダンジョンに挑んでみませんか?」

「お、良いね。刺激的なのは凄い良い」

「シュバルツ。それじゃあ私といるのが退屈みたいだね」

 ヤツハの不服気な声も飛んできた。

「ヒーラー確保」

 シンタの声に、四人のパーティーが表情を明るくする。

「けど前衛も、こうがっしりした防御力の高い奴が必要だよ。どんな敵が出てくるかわからないんだからね」

 歌世が残念そうに言う。

「よう、今来たけどなんかしてんの? 溜まり場誰もいねー」

 ゴルトスの声が、ギルドメンバー全体に響いた。

「前衛確保」

 シンタの声に、四人のパーティーがますます表情を明るくする。

 歌世は頭を抱えていた。

「嫌でした?」

 シンタは、歌世だけに届くように小声で話しかけた。

「めんどくさい」

 この人は本当にゲームに飽きているのだなあと、シンタは呆れてしまった。

 高難易度ダンジョンだなんて、胸が躍りそうなものではないか。


 かくして五人と四人は最難関ダンジョンと呼ばれる場所に辿り着いたのだった。

 それは、小さな島に頭を出した洞窟の入り口だった。

 まるでそれは、魔物の口のように冒険者達を飲み込もうとしている。

 シンタは、この先で起こるだろう激戦の予感に、身を震わせた。

 四人の初心者達も、同じ心境でいるようだった。

「んじゃ、いこかー」

 軽い調子でゴルトスが前を歩いていく。

 鎧姿の彼は、槌を担いでいる。

 髪は所々に白髪が混じっていて、顔には大きな傷がある。

「そうですねー」

 気楽な調子でヤツハが続き、その後にシュバルツが続く。

 ヤツハはいかにも魔法使いといった黒いドレスに、黒いとんがり帽子をかぶっている。黒い長髪も、エメラルドグリーンの瞳も宝石のようだ。

 シュバルツは白い法衣を着ている。金髪の優男である。手には杖と盾がある。

「まあ、アタッカーでもやらせてもらおうかな」

 頭の後ろで手を組んだ歌世がその後に続く。

 まるで公園に花見に行くような気軽な調子の四人に少し戸惑いながらも、残った五人も慌ててその後を追った。

 最初の階層はバスケットコートが二つ入りそうな広いフロアだった。

 その広いフロアに、半魚人がひしめきあっていた。

 彼らは餌を見つけたとばかりに、歌世達に向かって襲い掛かった。


 ゴルトスが、無言で一歩前に出る。

 そして、槌を振るった。

 白銀の光を放つ槌が、半魚人達を次々に粉砕していく。

 攻撃力と防御力に長けた彼の戦法は、敵を集めて潰すことに重点が置かれている。

 このように敵が大量に現れるダンジョンこそ、彼が輝く場所と言えるだろう。

 ヤツハの魔術が、さらに傷ついた敵を追撃する。

 それでも、敵はフロアを埋め尽くす数である。

 ゴルトスはしばしばダメージを受けた。

「うわ、こいつらの攻撃力調整がおかしい」

 ゴルトスが悲鳴のような声を上げた。

 確かに、ゴルトスのヒットポイントはさっきから敵の攻撃と回復法術と回復剤で半減と全快を行ったり来たりしている。

「こいつら全員倒す前に、俺が倒れて全滅だぜ」

 ゴルトスが槌をふるいながら、ぼやくように言う。

「この手のダンジョンには、救済法があるって願いたいね」

 ぼやくように言って、歌世は高々と跳躍した。

 その跳躍力は人のそれではない。

 素早さのパラメーターを上げたことによる恩恵だ。

 この素早さのパラメーターは、キャラクターの挙動が敏感になる代わりに、移動力や跳躍力回避力に恩恵がある。

 素早さのパラメーターを重点的に上げた彼女にとって、このような跳躍は軽いものだった。

 一足でフロアの中央部まで飛んだ彼女は、周囲を見回した。

 そして、一人だけ衣服を着た半魚人が、水晶を片手に呪文を唱えているのを見つけた。

 不可視のアイテムボックスから歌世は武器を取り出す。

 不本意ではあったが、投擲に適していて一撃必殺の武器となりそうなものは、槍しかなかった。

 神槍グングニール。

 歌世の持つ神器だった。

 歌世は落下しながらそれを振り上げ、投じた。

 矢のように進んだそれは、水晶を持った半魚人の心臓を正確に貫いていた。

 すると、フロアを埋め尽くしていた半魚人達は、幻のように消えてしまった。

 歌世が手をかざすと、槍はまるで懐くかのように主人の手元に戻ってきた。

 歌世の元に仲間達が駆け寄ってくる。

「今のが神器の固有スキルですか?」

 シンタが言う。

 武器の神器には固有スキルが付与されているものが多い。

 例えばリヴィアが持つレーヴァテインは広範囲への火炎ダメージスキルが付与されている。

 歌世は首を横に振った。

「私のステータスじゃ固有スキルが解放できないからね」

 する気もなかった。他の神器保有者に比べて、歌世は神器を扱いあぐねている状況にある。

「じゃあ、次の階層行くかー」

 歌世が片手をあげて進み始める。

「この難易度じゃ骨が折れそうだなあ」

 ゴルトスが物憂げに言う。

 いつもお前は気づくのが遅いのだ。歌世は心の中だけで呟いた。


 次の階層に現れたのは、物理攻撃に耐性を持つ魔竜だった。

 そうなると、魔術師であるヤツハの独壇場である。

 ヤツハの杖は、指揮者のタクトのように動き、人の体ほどもある氷柱の雨を魔竜に突き刺した。

 敵のファイアブレスをシャットアウトするのは、シンタの持つ盾の神器スヴェルである。

 さらに次の階は、スイッチを押しながら進む構造だった。

 このスイッチの位置が曲者で、歌世やシュバルツでなければ届かないような位置にあるのだ。

 シュバルツが持っている神器はロキの靴。素早さを高め、さらに空中を歩ける品なのである。

 歌世とシュバルツは競い合ってスイッチを押して行った。

「最難関ってほどでもなさそうね。少なくともスピリタスなら余裕でクリアしそう」

 四層の半ばまで来て、歌世がそのような感想を述べた。

「そうだな。スピリタスほど戦力が整ってりゃあ、壁も素早さ役も射手も揃ってるだろうし。これはキーとなる職がいるかどうかでクリアできるのが決まるダンジョンって感じだな」

 ゴルトスがそれに応じる。

「私、射手に数えられてるね」

 歌世が苦笑交じりに言う。

「……俺達、身の程知らずでした」

 四人の初心者達は、小さくなっている。

「ちょっとここで稼ごうっていうのは無理があったよね」

「うん。俺達だけなら一階で全滅してたよ」

「どうせだから最後まで見て行けば良いんじゃないかな。それも良い経験だよ」

 歌世が珍しく、優しい声をかけた。

「レベルを上げて、パーティーを揃えればクリアできるダンジョンだからねー」

「はいっ」

 四人のうち一人が、元気よく返事をして、歌世は表情を緩めた。


「魔術師五人に素早さタイプが一人に射手二人に壁役三人ヒーラー七人ってとこかな」

 道を歩きながら、歌世はゴルトスに囁きモードで話しかけた。

 この声は、他のメンバーには届いていない。

「魔術師六人は必要なんじゃないかね。ファイアブレス対策で」

 ゴルトスも囁きモードで返す。

「なんか気に入らないなー」

 歌世が足元の小石を蹴り飛ばす。

「何がだよ」

「ラストに赤い髪のエルフ耳の女が待ってて、ご苦労様でした! とかやりそうじゃない」

「ああ、それな」

 赤い髪のエルフ耳の少女。それは、この世界の影のゲームマスターとも言える存在だ。

 その存在に対して、歌世は否定的なのだ。

「このダンジョンも、まるで私達におあつらえ向きに作られたように感じるし」

「そうか?」

「そうよー。スヴェルがなくてもヤツハちゃんがいなくても私がいなくてもゴルトスがいなくてもシュバルツがいなくてもここまで来れてないじゃない」

「壁二人に遊撃手に魔術師に聖職者。バランスが取れてるパーティーだと思うけどな」

「駄目だ。最近なーにやっててもあの子の影がちらつく」

「何やってるってほど何かやってたっけ」

「……やってない」

「ただ、気に入らないのな」

「うん、気に入らない。運営が気に入らないっていうのはなんとかできるけど、あの子が気に入らないっていうのはどーにもできない」

「そう気にするなよ」

 ゴルトスは苦笑する。

「あんまり気にしすぎると、ゲームの寿命を縮めるだけだぜ」

「ゲームの寿命ねえ」

 狩りにも飽きてしまって、ただ雑談の為にログインしている自分のゲームの寿命はあとどれほどなのだろう。

 そんなことを、ふと考えてしまった歌世だった。


 大量の半魚人が、再び一行の前に襲い掛かってきた。

 ゴルトスが前に出てその攻撃を一身に受け止める。

 ヤツハの火炎の魔術は敵を飲み込むが、しかし敵は一撃では倒れない。

 ゴルトスのヒットポイントはあっという間に半分を切り、盾を片手に回復剤を連打している状況だ。

 歌世は洞窟の天井に槍を突き刺して、それにぶら下がって周囲を眺めているが、目的の相手が見つからないらしく肩をすくめた。

「いいかーシンタ。壁の強さってのは何個回復剤を積めるかに左右されるんだぜ」

 ゴルトスは呑気に話しているが、状況は良くない。

「……使います!」

 ヤツハが叫ぶと、それまで彼女が振るっていた杖が、木のそれから白銀のそれへと変わった。その先端には、赤く大きな宝石が輝いている。

 杖が白銀の光を放つ。

 そして、さらなる白い閃光が敵を飲み込んだ。

 敵が消滅していく。

 ヤツハはマジックポイント回復剤を飲んで、さらに呪文を唱えようとする。

 閃光の呪文はマジックポイントを大量に消費するのだ。

 数分も経つと、フロアは綺麗に片付けられていた。

「魔術師七人は必要だな」

 ゴルトスは槌を杖のようにして溜息を吐いた。

 フロアの奥には、台座があった。その上には、金の輝きを放っている何かがある。

 九人はその台座を囲んだ。

 そこには、メダルがあった。

 クリア記念と掘られている。

「報酬がただのメダルかー」

 歌世が苦笑交じりにその一つを受け取る。

 すると、台座の上には新たなメダルが現れた。

 ヤツハも、シュバルツも、ゴルトスも、シンタも、それを受け取っていく。

 初心者四人は、その前で歩みを止めた。

「取らないの?」

 歌世が問う。

「今回は連れてきてもらっただけですから」

「そのうち、自分達で取りたいって言うか」

 歌世は目を細めた。

 彼らのように初々しい時期が、自分にもあったのだ。そう思うと、彼らが可愛らしく思えたのだ。

「うん、君達ならいつかこの世界のダンジョンの全てを踏破できるさ」

 歌世はそう言って、初心者一人の頭を撫でた。

「ほら、エルフ耳の女の仕業じゃなかっただろう?」

 ゴルトスが囁きモードで言う。

「どうだろうね」

 歌世は良い気分だったので、くすぐったげに微笑んで返した。


 後日である。

 シンタが叫びながら溜まり場に飛び込んできた。

「大変ですよ、大変」

「なんだい素っ頓狂な」

 歌世は胡坐をかいたままシンタを出迎える。

 ゴルトスは寝そべっており、シュバルツとヤツハはカードゲームに興じている。

「あのメダル、凄い額でノンプレイヤーキャラに売れるみたいです」

「マジで?」

 歌世はどうでも良さげに言う。

「マジですよ。家が一軒買えるぐらい」

 歌世は黙り込んだ。

 それは破格だ。

 そして同時に、あの初心者達は酷く勿体ないことをしたのだなあと不憫に思った。

「そのうち価格調整入りそうですねえ」

 ヤツハが苦笑交じりに言う。

「どうだろう。廃プレイヤーが独占してるボスのドロップにだって、似たような額のはいくらでもあるし」

 ゴルトスが言う。

「クリア毎に貰えるかどうかにもよるんじゃないですか。最初の一回だけならそこまで騒ぐことでもないかと」

 シュバルツは冷静だ。

「あの難易度でそのクラスの金額が手に入るなら、ダンジョンそのものには調整が入りそう」

 歌世の発言に、反論する者はいなかった。

 仕様変更はオンラインゲームの常である。

 さらに厳しくなるだろうダンジョンにもう一度挑まなければならないあの初心者達に、歌世は心から同情した。

 そして、それはそれで面白いのかもしれない、と思い直した。


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