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我がまま王子の気ままなスローライフ  作者: 月雪 銀狼
第2章 対の者と裁く者
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残念な学園長

お気に入り登録ありがとうございます!!


 町に遊びに行ってから、しばらく見張りが付くことになった。罰として自分の部屋からすら出して貰えなくなったのだが・・・・・・まあこの程度なら簡単に抜け出せるんだけどね。もっと見張りが増えて息苦しくなるからやらないけど。

 10日後、父から呼び出された。マリアナさんに半分引きずられながら玉座に向かう。城から遊びに出掛けるたびにだんだん扱いが雑になってきているようだ・・・・・・俺、王子なのに (泣)。

 昨日 妹に会ったのでそう言ったら、自業自得だと言われた上にマリアナさんの立場なども考えろと逆に怒られてしまった....。なんかしっかりしている。誰に似たんだろう?

 取り敢えず謁見の間に着いたので玉座に座る父と向かいあう。そして・・・・・・


「国王陛下、今日はいったい何の御用でしょうか?」

「そう畏まらなくても良い、他国の者の前ならともかく今は我らだけじゃ」

「あっそう?じゃぁ聞くけどいったい何のようだ?」


 妹に注意されたばかりだったので態度に気をつけてみたが、許可を貰ったのですぐに元に戻す。


「お前には学園に行って貰う」

「・・・・・・・・・はぁ?」


 話をまとめると、俺が勉強をサボってちょくちょく城を抜け出して遊びに行ってしまうと家臣達に抗議されたため、強制的に勉強させるため学園に入れる事にしたらしい。


「いや、まぁ別に良いんだけどさー、学園ってサルバジア学園?」

「そうじゃ・・・・・・手続きはしておいたから、今から編入試験を受けてこい」

「今から !?」






◆◆◆◆◆






 王族だなんだと騒がれるのも面倒だしうっとおしいので、徒歩で学園へ行く。基本的に王族としてもフレイムエッグのリーダーとしても殆ど外に顔を出さないので、関係者以外は顔を知らない事が多いので自由に過ごせるだろうとほくそ笑む。

 サルバジア学園に着いたらさっそく5人も集まって来た。目立たないだろうと思っていたのにと面食らってよく見ると全員フレイムエッグのメンバーだった。・・・・・・そういえばフレイムエッグのメンバーはほとんどが学生だったな。考えてみればあいつ・・・も学園に通っているだろうしバレるのも時間の問題だったな。


「レグルさんじゃないですか、何しに来たんですか?」

「あ~っと 編入試験を受けに来たんだ」


 この学園は人以外の種族も入れていてエルフや善魔族、ハーフも入れているらしい。教師には上位精霊や上位妖精も就任している。


「おい!!授業を途中で抜け出すな!」


 教師がやって来た。そしてこっちを見て言った。


「学園長の部屋は1番上の階だ。入り口の転移陣で近道できるぞ」


 そして5人を魔法で縛り引きずって行く。

 ・・・・・・善魔族は元々体が大きいがあんなに筋肉ムキムキのテカテカピッカリーンの奴は初めて見たぜ。それにしても広い学園だな、校舎、魔法訓練所、運動場など全て足したら城より広いんじゃないのか?取り敢えずと学園長室へ行き扉を叩く。


トントン・・・・・・「どうぞ.........プルプル」


 内からしゃがれて震えた声が聞こえた。

(ここの学園長はじじいか・・・・)黒い笑みがれる。

 笑みを消して扉を開ける。


「失礼しま・・・・・・・・・・・・す・・・・。」


 そこにはコタツから顔だけ出してお茶にせているレンさんが「悪いけどお茶のおかわりついで~」訂正、馬鹿がいた。

 余りのバカバカしさに腹が立ったので水を魔法で沸騰させ、お茶の急須に注ぎ・・・・・・・・・・・・・・・レンの頭に掛けた。


「熱っ まじで熱い ヤバいまじで焼けるわ~」


 熱さに耐えきれずコタツから飛び出して来たレンに俺は額に手をつけ頭を振りながら話し掛ける。


「やっと起きたかバカが・・・・」

「バカとかじゃなくて熱いはボゲェー!!加減を考えろ、加減を「えー、沸騰させたんだから熱くて当然ってかお前が悪い」・・・俺のせい!??」


 とりあえず落ち着いたレンは重大な秘密を打ち明けるように告げる。


「実は俺が学園長です」

「見れば分かる、それで?」


 冷ややかな目で見下みくだして素っ気なく続きを促す。


「え?・・・・・・」

「・・・・・・」

「「・・・・・・・・・・・・」」

「・・・・すみません、詳しい話は後でするので取り敢えずテストを受けてくれ」


 沈黙に耐えれずレンが謝る。

 1つ1時間のテストを7教科、4時間で終わらせて早速レンを問い詰める。

 話を聞いたところ、王様に相談されたマリアナさんがロイを間に挟んでレンと交渉(脅したともいう)して編入を決めさせたらしい。手続きも全てマリアナさんがしたらしい。・・・・・・改めてマリアナさんの凄さを思い知らされた俺であった。逆に学園長室にコタツを持ち込んでお茶に咽せていたレンさん・・・・レンへの尊敬心はゼロになっていた。

 へこんでいるレンはほっといて、学園を見て回る事にした。

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