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Émasculez la langue

作者: 鯨峰 狩肴

昏き目の暗殺者 さあ、気ちがいになりなさい

夜も昼も カーテンの陰の死を 容赦なき牙で

顔のない女と 暁に立つ 哀れなるものたちへ

炎のなかの絵 獣と肉から 血は冷たく流れる

すべては遠い幻 進化の設計者 雲をつかむ死

メランコリィの妙薬における それは特別料理

あるいは破局 嘲笑う男 私のハードボイルド

猫は忘れない 夜中に犬に起こった奇妙な事件

耳を傾けよ! 勇気の季節に 愚か者死すべし 

夏の王国で目覚めない最後の宝  最後の一壜

五色の雲に蒼ざめた馬が 扉は今も閉ざされて

魔のカーブの謎 十三のショック 柳園の壺は

殺人展示室にて 五枚のカード 楽園の知恵は 

一年でいちばん暗い夕暮れに ブルーホエール

よその子 冬の灯台が語るとき 編集者を殺せ

パリの狼男なら パンダの指紋 六人目の少女

あなたに不利な証拠として 診断名サイコパス

死の猟犬は最高のワインをめざして 虹の解体

書いては書き直し だから 歌姫はひとりっ子

虐殺された詩人 キルトに綴る愛 最後の手紙

紅蓮の島 さあ、あなたの暮らしぶりを話して

悪魔に仕える牧師 地上から消えた動物 白虹

世界の果てが砕け散る 天使がくれた時計 子供たちは森に消えた 

砂漠へ宇宙の果てまで 世界の果てが砕け散る さもなくば喪服を

ヤモリの指 変な学術研究 馬に乗った水夫 十六歳の肖像 修羅

魔界の刻印 この六つのおかげでヒトは進化した 星空から来た犬

四方を統べる神 永遠の怪物 夢盗人の娘 神託の夢に目を覚ます

星の歌を聞きながら 遠いうねりに身を任せるのは 見知らぬ明日

おはなしは気球にのって 小指の先の天使に 星の光、いまは遠く

純白の梟 秘密は何もない 歩道に血を流して 猫は日記をつける

海浜の午後 青き薔薇の魔石 無限がいっぱいの 太陽からの風は

冬至草 天の向こう側に伸び 北東の大地、逃亡の西 ふたり狂い

花模様が怖い すなわち 官能と少女 開かせていただき光栄です

瞬きよりも速く沈んだ世界で 時間の種は 宇宙の小石はギズモで

終着の浜辺は失われた世界 燃える世界と 地の果てから来た怪物

未来へのパスポートか 神の目の小さな塵か または動く人工島か

わたしは”無”か 造物主の掟か 残酷な方程式か 十億年の宴か?

琥珀のひとみは聖なる侵入を降伏の儀式として 去年を待ちながら


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