嵐の神様
最後は嵐の神様の番です。
嵐の神様は他の神様が頑張って地球を豊かにしようとする姿に勇気づけられていました。
失敗して落ち込んでいた太陽の神様も、誰か地球を豊かにしてほしいと思っていました。
太陽の神様は
「頑張れ、嵐の神様」と今まで見向きもしていなかった。嵐の神様を応援しました。
すると他の神様も
「頑張れ、頑張れ」とつづきます。
嵐の神様は慎重に地球をみつめ、ある時は強い嵐を、ある時は嵐を通り過ぎ去せ、なんとか地球を豊かにしようと頑張りました。
けれど嵐の神様がどれだけ頑張っても嵐だけでは、植物はそだたず。鳥は休んでばかり、山は黙ったままで、川は暴れてばかりです。
嵐の神様はこのままでは地球は豊かにならないと思い、競争の事も忘れて
「みんな、手を貸してくれ、僕だけの力じゃだめなんだ。」
それを聞いた他の神様達は急いで嵐の神様の元に集まり、それぞれの力を貸してくれたのです。
太陽のぬくもりは風に運ばれ地球を巡り、月の優しい輝きは夜に皆の心をとぎすまし、雨は恵みとなって地上に振り注ぎます。
100年経つ頃には地球はとても豊かな星になっていました。
神様の仕事は1人では強すぎたのです。
嵐の神様や他の神様がみんなで力を合わせて混ざり合う事が地球を豊かな星にしていたのです。
みんなで握手をしてパーティは再開します。
とっても美味しいケーキを食べながら、嵐の神様は心の中で神様の神様にお礼を言いましたとさ。
どっとはらい。




