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氷河の深淵に漂う"精神"
━━深い微睡の海の中。
どれだけ深く沈んだか朧げだが、群青色の世界で私の身体は揺られている。その群青の海は動いているのか、凍っているのか、それすら判別できない。自分の存在すら揺らいでいる。
深い群青色の世界の向こう側には、無数の「色」が存在していた気がするが、それらがどんなものだったかは、全く覚えていない。
ある時、「光」が私の目を通して私の中で「熱」を放つ。その光が主張する世界は見慣れたていたはずなのに、見慣れない「色」の世界。
━━怖い。私には必要のないものなのに、心の深く奥底では「色」を欲している私がいる。
「この『光』を信じて。どんなに辛くても、どんなに怖くても、『光』はキミを守ってくれる…」
声が聞こえる…誰の声だったかすら分からない。ただ一つだけ言えることは、どこか懐かしく、「あたたかい」。知らないはずなのに、覚えてないはずなのに。




