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本好きの女魔法使い  作者: クリストファー


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エピソード83 温和な印象を受けます良妻賢母

『幼馴染みのハンナさんと一緒に入学をしましたから、帝都魔法学園で孤独になる事は無いと思ってはいたけれど。希望ナディーネに新しいお友達が出来てとても嬉しいわ♪』


『…本当に勘弁してくれよ。お袋』


帝都の貴族街にあります、ナディーネさんの御父君であらせられる男爵バローン閣下の上屋敷かみやしきにて、貴族諸侯の皆様方の体形を維持されています、滋養のれる美味しい夕餉ゆうげを御馳走になりましてから。男爵バローン夫人様と紅茶を頂きながら御話しをさせて頂いています。


『私も当家に輿入れするまでは、東方拡大戦争の軍場いくさばに立つ帝国女騎士ライヒス・リッテリンでしたから。ナディーネは母親の私に似て活動的過ぎて、帝都魔法学園で馴染めるか心配をしていましたわ♪』


男爵バローン夫人様は、御夫君であらせられる男爵バローン閣下との間に、三男一女を儲けられた温和な良妻賢母という印象を強く受けますが。身に纏う魔力マナの強さからは、優秀な女魔法使マーギエリンいであると感じます。


『ナディーネさんは御父君であらせられる男爵バローン閣下の御領地では、御爺様であらせられる准将閣下や兄君あにきみであらせられる帝国騎士ライヒス・リッター様の御三方と共に、狩猟ヤークトをされていたと聞き及んでいます。男爵バローン夫人様』


地方部出身の平民身分の村娘として、どのような害獣駆除を御領地内にてされていたのか興味があるので尋ねますと。帝都魔法学園での学生生活から話題を別に替えた私に対して、ナディーネさんが藍色ドゥンケル・ブラオの瞳の視線で感謝の意を伝えて来られました。


『ナディーネは幼い頃から御領地の城館で過ごすよりは、幼馴染みのハンナさんと出掛けるのを好んでいましたから。自然と遠乗りをする為の乗馬を覚えて、狩猟ヤークトにも参加するようになりましたわね。フロリアーヌさん♪』


帝都魔法学園での乗馬の講義の際には、背筋を伸ばして美しい姿勢にて騎乗されるナディーネさんは、男爵バローン家の令嬢フロイラインであると強く感じました。


『馬に騎乗される際のナディーネさんの背筋を伸ばされた姿勢は、本当に美しいと感じました。男爵バローン夫人様』


嘘偽りの無い素直な気持ちを話しますと、男爵バローン夫人様は満面の笑みを御浮かべになられまして。


『隣接する御領地を御治めになられていられます子爵ヴァイカウント閣下も、ナディーネの騎乗姿を見て同様の感想を述べられていましたわ。フロリアーヌさん♪』


アンリ卿の御父君であらせられる子爵ヴァイカウント閣下とは、ナディーネさんの御父君であらせられる男爵バローン閣下は、良好な関係を保たれていられまして。狩猟ヤークトを共に行う事もあるのは、以前に聞き及んだ事があります。


『そういえばアンリも、貴族街にある子爵ヴァイカウント閣下の上屋敷かみやしきに、用向きがあると話していたぜ。お袋』


御息女であらせられる令嬢フロイラインのナディーネさんによる言葉に、男爵バローン夫人様は御頷きになられまして。


『御領地の領界争いを解決する為の話し合いの場を、帝都にて設けると聞き及んでいるわね。自力救済フェーデは帝国の慣習ではあるけれど、大規模な衝突に発展せずに交渉により問題が解決すれば良いと思うわね。ナディーネ』

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