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本好きの女魔法使い  作者: クリストファー


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エピソード81 栄養状態から来る体形の違い

『チャプンッ。シャアアアッ』


『…私は本当に贅沢になりました』


『どういう意味だ?。フロリアーヌ


帝都の貴族街にあります、希望ナディーネさんの御父君であらせられる男爵バローン閣下の上屋敷かみやしきにて、湯浴みをさせて頂いていますけれど…。


『私が生まれ育ちました帝国の地方部では、湯浴みをする為には水汲みや薪割りをしてから火を起こしてお風呂を沸かす必要がありましたから。帝都に来て以来、入浴料を支払いさえすれば、いつでも暖かいお湯で湯浴みを行える公衆浴場バーデ・ハオスの存在には、非常に感謝しているのですけれど』


私はここで、今宵一緒に湯浴みをしています。灰白色アッシュ・グラオの髪の毛と藍色ドゥンケル・ブラオの瞳をされています、長身で豊かな乳房をされていますナディーネさんと。銀白色ズィルバー・ヴァイスの髪の毛と緑青色ギフト・グリュンの瞳をされています、優雅エレガント真実ヴェレーナさんと。赤茶色ロート・ブラオンの髪の毛を短いツインテールにされています、薄茶色ヘル・ブラオンの瞳の元気一杯な仔犬を連想させますハンナさん御三方に。瑠璃之青アツーア・ブラオの瞳の視線を向けまして。


『今宵は帝都魔法学園で共に根元魔法を学んでいる、学友の御三方のみと湯浴みをしていますから。公衆浴場バーデ・ハオスでは感じる、金髪ブロンデス・ハール瑠璃之青アツーア・ブラオの瞳をしている令嬢フロイライン淑女マドモアゼルだと思われる少女が、何故平民身分向けの施設に来ているのだろうという、誤解に基づいた奇異な視線を浴びずに済む事に、強い解放感と安堵感を覚えています』


私による嘘偽りの無い素直な気持ちを聞いた、ナディーネさんとヴェレーナさんとハンナさんは、揃って苦笑を見せられまして。


『アタシもフロリアーヌ程ではぇが、公衆浴場バーデ・ハオスで風呂に入ると、奇異な目で見られる事があるからな』


ナディーネさんの話に、ヴェレーナさんが御頷きになられまして。


『長身のナディーネさんは、先祖代々栄養状態の良い貴族諸侯であらせられる皆様方の家系にて生まれ育たれたと、背の高さや豊かな乳房などから推測可能ですわね』


封建制度を政治体制に採用している帝国においては、私のように平民身分の村娘でも、まれにではありますが、先祖返りな突然変異的に金髪ブロンデス・ハール瑠璃之青アツーア・ブラオの瞳という、上級貴族ホーホ・アーデルの皆様方に多く見られる容姿の特徴で生まれる場合もありますけれど。背の高さや豊かな乳房などの栄養状態から来る体形の違いは、一目で身分の差を認識させる要因となっています。


うちは爺さんも兄貴達も軍人の家系だからな。お袋も親父と結婚する為に輿入れする前は、帝国女騎士ライヒス・リッテリンとして軍場いくさばに立った経験があると話しているからな。宮城で下級貴族の官吏として宮仕えしている親父を除けば、家族全員頑健な体付きをしているからな』


ナディーネさんの御母堂様であらせられる男爵バローン夫人様も、元軍人だとは初めて知りました。

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