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エピソード8 一年生の時から四人で行動する機会が多い二年生

希望ナディーネさんがハンナに対して向ける、藍色ドゥンケル・ブラオの瞳の中には、深い想いが込められていますわね。フロリアーヌさん♪』


学生食堂メンザ夕餉ゆうげり終えましてから、私達同い年の女子学生四人は、学生寮シュトゥデンテン・ヴォーンハイムの女子寮に移動しましたが。隣室で寄宿生活を送る真実ヴェレーナさんが、私の部屋で楽し気な表情を浮かべながら話されたので。


『ナディーネさんとハンナさんは、幼い頃から共に根元魔法を学んで来られた幼馴染みの関係ですから。ヴェレーナさん』


自室での勉強用の学習机の椅子に、銀白色ズィルバー・ヴァイスの髪の毛と緑青色ギフト・グリュンの瞳をされているヴェレーナさんは腰掛けていられますが。学生寮シュトゥデンテン・ヴォーンハイムの狭い部屋の中には他に椅子を置く広さがありませんので、私は寝台に腰掛けながら話しをしていますが。ヴェレーナさんは笑顔で私に対して頷かれますと。


『フロリアーヌさんは、本当に他者を悪く言われない慎重な性格をされていますわね♪』


免状貴族エードラー身分の商家に生まれ育たれたヴェレーナさんは、私の反応が気に入られたようです。


『フロリアーヌさんやナディーネさんやハンナさんと、帝都魔法学園で共に学べる私は本当に幸運ですわね♪』


私達は全員が、帝都魔法学園で根元魔法を学ぶ二年生の女魔法使マーギエリンいですが、一年生の時から四人で行動する機会が多いです。


『はい。ヴェレーナさんとナディーネさんとハンナさんと、帝都魔法学園で知り合えたのは本当に幸運です』


私の返答に対してヴェレーナさんは、満足気に頷かれまして。


『その通りですわね。フロリアーヌさん♪』

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