エピソード755 ポルスカ諸侯連合は天命思想の帝国の東隣の隣国ですが
『ワイワイ・ガヤガヤ・ザワザワ』
『御早う御座います、ラジヴィウ女史』
『お早うございます、令嬢花女史』
翌朝に帝都魔法学園の学生食堂に朝餉を摂りに行きますと、平原諸侯連合からの留学生でもありますエルジュビェタ・ラジヴィウ女史が、私と同じ瑠璃之青の瞳による視線にて、古典ラテン語の講義を担当なされていられますピエール・ド・モンフォール神父様が貼られました、掲示板の貼紙を御覧になられていました。
『ラジヴィウ家だけに限らずポルスカ諸侯連合は家門を重んじます祖霊信仰の国ですから、槍之国の巴里にあります神学校を卒業なされました宣教師でもあります神父殿が、天命思想の帝国にて報われない布教活動を継続なされていられる信仰心は、理解に苦しむ点がありますね。令嬢フロリアーヌ女史』
地方部出身の平民身分の村娘でした私よりも、遙かに完璧な帝国語を流暢に発音なされますエルジュビェタ・ラジヴィウ女史に対しまして。
『ポルスカ諸侯連合にも、槍之国からの宣教師は来られるのですか?、ラジヴィウ女史』
私の疑問に対しましてエルジュビェタ・ラジヴィウ女史は、手入れが行き届いていられます金髪を軽く振られますと。
『秩序を重んじる天命思想の帝国にて生まれ育たれました、帝国之住民でもあります令嬢フロリアーヌ女史には理解が難しいかも知れませけれど、祖霊信仰のポルスカ諸侯連合では領地を治める家門の方針によっては、キリスト教の布教活動は極めて危険となりますわね』
{ポルスカ諸侯連合は天命思想の帝国の東隣の隣国ですが、宣教師に対しては厳しい姿勢を示す国なのですかな?、我が主}
御領地を御治めになられていられます家門により方針は異なるそうですから、土地ごとに宣教師は異なる対応を迫られるのだと思われます、髪飾り。




