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本好きの女魔法使い  作者: クリストファー


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エピソード67 帰り道にて

尾行びこうされていますね?。


{はい。我が主。図書館ビブリオテークを出てから、複数名に後を付けられています}


図書館ビブリオテークが閉館時間となりましたから、いつものように公衆浴場バーデ・ハオスへと向かっていましたが。


『バッ!。タタタッ』


『気付かれたぞ!』『追えっ!』


ふむ?。走り出した私をなお追跡して来ますか。


『タタタッ』


『脇道に入ったぞっ!』『逃がすな!』


姿隠之魔法ウン・ズィヒトバールカイツ・ツァオバー飛翔フルーク。フワッ。


脇道に駆け込んだ私は、追跡者の視界から一瞬だけ解放された瞬間に、根元魔法の姿隠之魔法ウン・ズィヒトバールカイツ・ツァオバーを発動して不可視になりますと、次に飛翔フルークを発動して空中に浮かび上がりました。


『ダダダダッ』『いないぞっ!』『探せまだ近くに居るはずだ!』『いや、無駄だな』


私を追跡して来たのは若い男性三人でしたが、一番後から走って来た人が軽く頭を振りまして。


『打合せの時にお前等も聞いただろ。今夜の標的は帝都魔法学園で根元魔法を学んでいる女魔法使マーギエリンいだと。今頃は自宅と認識している場所に瞬間移動をする帰還ハイム・ケーアで、学生寮シュトゥデンテン・ヴォーンハイムに帰っているさ』


若い女性なら誰でも構わない人攫ひとさらいでは無く、私個人を狙って尾行びこうをされていましたか。


『これだから女魔法使マーギエリンいは、さらうのが難しいんだ』


私を追い掛けて脇道に最初に駆け込んで来た若い男性が、忌々しそうに吐き捨てますと。


『勘の鋭い女だったな。俺達の尾行びこうに気が付いたし』


二番目に駆け込んで来た若い男性の言葉に、私はもう学生寮シュトゥデンテン・ヴォーンハイムに、根元魔法の帰還ハイム・ケーアで帰っただろうと推測された男性が。


『任務は失敗だな。報告は俺がする』


失敗した報告を自ら行うと話した男性に対して、若い二人が安堵した表情を見せまして。


『悪いな』『助かる』


男性は年下だと思われます二人に対して、軽く肩を竦めまして。


『気にするな』


{一番年長者だと思われる男が、三人組の中では一番格上のようですな。我が主}


脇道の上空に、姿隠之魔法ウン・ズィヒトバールカイツ・ツァオバーを発動しながら不可視の状態で浮いている私は、髪飾ハール・シュムックりの見解に同意をしまして。


そのようですね。さて、今度は私が尾行びこうをする番ですね。

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