エピソード651 手放す事の出来ない重要な属国となっています
『御用がありましたら、何なりと御用命下さい。女主人様♪』
『ありがとうございます。ポリーヌ婦人』
帝都魔法学園の談話室にて、アンリ卿と希望さんとルネ卿と御話をしました翌日に、私の事を娘のように大切にされている寡婦のポリーヌ婦人に管理をお願いしています自宅にて、真実さんと二人きりでの勉強会を開く事にしました。
『書店で購入しました最新版の地図帳では、君主制が崩壊をしましたザクセン公国は、白色の空白地扱いに変更をされていますね。ヴェレーナさん』
帝国の首都でもあります帝都アーヘンの書店では、最新の情報を反映しました地図帳も購入可能となっています。
『帝国とロートリンゲン公国は封建制度で、北方半島王国は絶対君主制で、シュヴァイツ共和国は直接民主制で、エルザス伯国は専制君主ですわね。私の花さん♪』
同性の女性で最も愛していますヴェレーナさんが笑顔で話されましたから、私も本心からの笑みを浮かべまして。
『はい。ヴェレーナさん♪。帝国の属国でもありますエルザス伯国は専制君主を政治体制に採用してはいますけれど、宗主国でもあります帝国から総督閣下が派遣されていますから、変則的な統治体制ではありますね』
根元魔法が盛んな帝国では、魔道具の製造に必要不可欠とされますミスリル銀の鉱石と、転移門等の製造には欠かせない魔玉も産出しますエルザス伯国は、手放す事の出来ない重要な属国となっています。




