エピソード645 私のような若輩者でも重い金言だと感じます
『御初に御意を得ます。ゾーリンゲン家の少佐』
帝都アーヘンにあります老舗の書店にて、カール卿と私が御話をしていますと、ミスリル銀の地金を取り扱う市場にて御会いをしましたゾーリンゲン家の勝者之民少佐と再び顔を合わせましたので、カール卿を御紹介させて頂きました。
『幼年学校での寄宿生活は充実しているかな?。カール卿』
幼年学校にて寄宿生活を送られながら士官教育を受けられていられますカール卿は、三等兵待遇の軍階級でもありますけれど。ゾーリンゲン家の男爵閣下の長男でもありますニコラオス少佐は、御父君と同格の身分であらせられますツヴィングリ男爵閣下の御嫡男様であらせられますカール卿の事は、軍階級では無く身分で呼ばれていられます。
『はい。少佐。幼年学校では良き学友に恵まれました』
カール卿の御言葉に対して、鍛え上げられた頑健な肉体をされていられます、長身の偉丈夫であらせられますニコラオス少佐は、好意的な表情にて御頷きになられまして。
『軍場で背中を預ける事が出来る戦友は生涯の友となるからな。カール卿』
ケーニヒスベルク家の辺境伯閣下が、大将の軍階級にて指揮なされていられます東方拡大戦争におきまして、ザクセン公国最強の魔法使いを一騎討ちにて倒された英雄でもありますニコラオス少佐による御言葉は、私のような若輩者でも重い金言だと感じます。




