エピソード550 天に対します感謝の気持ち
『こうして真実さんと二人きりで、夜の帝都を歩くのは久し振りですね♪』
『はい。花さん♪』
同性の女性の中では最も愛していますヴェレーナさんと公衆浴場にて湯浴みを済ませましてから、魔道具の街灯による柔らかい明かりが灯されています、石畳で舗装されています道を二人きりで歩いています♪。
『フロリアーヌさんはケルン家の伯爵閣下の御息女であらせられます令嬢ですけれど、今でも公衆浴場にて湯浴みを済まされました後には、洗濯屋に寄られているのですね?』
今でこそ私は帝都憲兵隊の副総監という要職に就かれていられます、ケルン家の伯爵閣下であらせられます御父様の娘となっていますが。十三歳までは退役少尉が一家の家長をしています、平民身分の農家の村娘に過ぎませんでした。
『はい。ヴェレーナさん。帝都魔法学園に入学した直後に、魔道具の上下水道網が整備されています帝都では、川で石鹸を使い洗濯する人は殆ど居ないと知り困惑しました私に対して、ヴェレーナさんから紹介して頂けた洗濯屋ですから、今でも関係を大切にしています』
私による返答を聞かれましたヴェレーナさんは、本当に綺麗だと心底より感じます笑みを浮かべられまして。
『フロリアーヌさんの気持ちは、本当に嬉しく思いますわ♪』
{首飾りの主は、本当に嬉しそうな笑顔を御浮かべになられていられますな。我が主♪}
多分今頃ヴェレーナさんの首飾りも、私の笑顔を見ながら同じ感想を念話でヴェレーナさんに伝えているはずです、髪飾り。
『私達もすっかり意志ある魔道具との、脳内会話の念話に慣れましたわね。フロリアーヌさん♪』
『はい。ヴェレーナさん♪。隼御兄様と豊穣御姉様と希望さんも、私達と同様に慣れたと思われます』
{指輪の主と耳飾りの主と腕輪の主ですが。確かに御三方共に非常に優れた魔法使いと女魔法使いですからな。我が主}
『私は今ではヴュルテンベルク家の城伯閣下から頂戴をしました、ミスリル銀製の魔道具でもあります耳飾りの夜之祝福も着けていますから。帝国の地方部にて暮らしていた頃には想像も出来なかった程に恵まれていると、毎日就寝前には天に感謝をしています』
私の気持ちを聞かれましたヴェレーナさんは、美しい銀白色の髪の毛を揺らされながら笑顔にて頷かれまして。
『私もフロリアーヌさんとの出会いを、毎日天に感謝していますわ♪』




