エピソード543 子爵閣下とフロリアーヌ女史
『ワイワイ・ガヤガヤ・ザワザワ』
『佳作受賞おめでとうございます。灰色殿』
『有難う御座います。カール卿』
品評会の授賞式が終わりまして、凛々しく精悍な逞しい黒髪の殿方であらせられますカール卿が、画家の灰色さんと御話をされている間に、私は受賞作品を見て回っています。
『気にいった作品はあるかな?。令嬢花女史』
『はい。子爵閣下』
アンリ卿の御父君であらせられます、品評会の審査員を務められました、レバークーゼン家の子爵閣下に御声掛けを頂きましたので、恭しく深々と御辞儀を行いまして。
『審査員特別賞を受賞されました裸婦画は、子爵閣下の御言葉の通りに蠱惑的な眼差しが非常に印象的に感じます』
真実さんと同じく、銀白色の髪の毛と緑青色の瞳をされていられます子爵閣下は、私による奉答に対して笑顔にて御頷きになられますと。
『令嬢フロリアーヌ女史による瑠璃之青の瞳も非常に美しいが、やはり美女と美少女は印象的な眼差しが共通している♪』
{子爵閣下は美しい女性と芸術作品を、心から愛していられるようですな。我が主}
止事無い身分であらせられます貴族諸侯のレバークーゼン家の子爵閣下とされて、財務警察の警視正の要職に就かれて義務を果たされながら、趣味を楽しまれます時間も作られます非常に優秀な御方だと心底より思います。髪飾り。




