エピソード530 親しく交流している学友の中では
『今夜は相談に乗ってもらい心から感謝をする。花に真実』
『お気になさらずに。希望さん』
『御役に立てたのでしたら幸いですわね。ナディーネさん♪』
勉強机の前の椅子に腰掛けていられますナディーネさんは、寝台の上で仲良く並んで座っています私とヴェレーナさんに対して、羨ましそうな感情を込めました藍色の瞳による視線を向けられますと。
『以前にフロリアーヌには話したが、アタシは恵を愛している。幼馴染みとしてでは無く、一人の女性としてな』
{腕輪の主は、首飾りの主には、想い人の事を相談はされていられなかったのですな。我が主}
ナディーネさんにとっては大切な幼馴染みにして、想い人でもありますハンナさんとの関係は、人生における重大事ですからね。髪飾り。
『ナディーネさんの視線などからそうではないかと思ってはいましたわ。ハンナさんとルネ卿は気が付いていられないようですけれど、アンリ卿とザスキア女史は私と同様に薄々気が付いていられるように感じますわね』
ヴェレーナさんによる見解に対して、ナディーネさんは灰白色の髪の毛を揺らしながら頷かれましていて
『ハンナとルネは良い意味でお子様だからな。ルネがハンナに好意を抱いているのはアタシにも解る』
ルネ卿はハンナさんに対して、アンリ卿はナディーネさんに対して、そしてナディーネさんはハンナさんに好意を寄せていられますね。
{帝都魔法学園の学生同士で相思相愛な関係なのは、我が主と首飾りの主だけなようですな}
その他大勢の学生の恋愛関係は把握していませんけれど、親しく交流している学友の中では貴方の言う通りですね。髪飾り。
『さっきから腕輪が念話で話し掛けて来ているんだが。フロリアーヌの髪飾りと、ヴェレーナの首飾りも同じか?』
チラッ、チラッ。
ナディーネさんの問いに対しまして、寝台の上に並んで腰掛けています私とヴェレーナさんは、瑠璃之青と緑青色の瞳の視線を空中で絡めましてから揃って頷きまして。
『はい。ナディーネさん。親しく交流しています帝都魔法学園の学友の中では、相思相愛の恋愛関係にあるのは、私とヴェレーナさんだけだと、意志ある魔道具でもあります髪飾りとは、脳内会話の念話にて会話をしていました』
『私も同様ですわね。愛しいフロリアーヌさん♪』
私達の反応に対して、ナディーネさんは苦笑を見せられますと。
『フロリアーヌとヴェレーナは本当に仲睦まじいからな。アタシもハンナと相思相愛の恋愛関係となれるように、帝国女騎士身分を手に入れる為には、より一層の努力が必要だな』




