表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
本好きの女魔法使い  作者: クリストファー


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

527/559

エピソード527 隙を見せられない皆様方

「カラッカラッカラッ」


『ふうっ…』


『落ち着いたか?。ルネ』


『ああ。アンリ』


内務副大臣であらせられますバーデン家の女辺境伯マルク・グレーフィン閣下の上屋敷かみやしきにて夕餉ゆうげを頂きましてから、私とアンリ卿と希望ナディーネさんとルネ卿は、レバークーゼン家の馬車にて帝都魔法学園まで送って頂けています。


『内務副大臣閣下が身に纏う魔力マナの強大さは、ケルン家の伯爵グラーフ閣下に匹敵するからな』


私達四人は馬車の車内にて、アンリ卿とルネ卿と私とナディーネさんが向かい合う四人掛けの席に腰掛けていますけれど、隣に腰掛けていられますナディーネさんの見解に私も同意をしまして。


『帝都の貴族街にあります、止事無やんごとない身分であらせられます貴族諸侯の皆様方の上屋敷かみやしきの中には、全てでしたり特定の根元魔法の使用を不可能とする為の結界が張られている館もありますけれど。バーデン家の上屋敷かみやしきに関しては、内務副大臣閣下御自身が非常に強力な女魔法使マーギエリンいである為だと思われますけれど、結界は一切張られていませんでした』


{女辺境伯マルク・グレーフィン閣下御自身が、バーデン家における最強の戦力という訳ですな。我が主}


隣に腰掛けています私に対しまして、ナディーネさんが藍色ドゥンケル・ブラオの瞳による視線を向けられますと。


フロリアーヌ髪飾ハール・シュムックりも脳内会話の念話を再開したみたいだな。アタシの腕輪アルム・バンドも内務副大臣閣下の御前では沈黙してたからな』


止事無やんごとない身分であらせられます貴族諸侯の、ゾーリンゲン家の男爵バローン閣下の御息女であらせられます、令嬢フロイラインのナディーネさんに対して頷きまして。


『はい。ナディーネさん。髪飾ハール・シュムックりも念話を再開しました』


私達女子学生の会話を聞かれましたルネ卿が。


『フロリアーヌは意志ある魔道具でもある髪飾ハール・シュムックりと、耳飾オーアリングりの夜之祝福フェスト・アーベントで、ナディーネは意志ある魔道具の腕輪アルム・バンドだったな。アンリは子爵ヴァイカウント閣下から帝都魔法学園に入学時に拝領はいりょうした、毒殺ギフト・モルト無効化の指輪リングだな』


親友でもありますルネ卿による確認に、レバークーゼン家の子爵ヴァイカウント閣下の御令息様であらせられますアンリ卿は頷かれまして。


『その通りだルネ。今宵のように内務副大臣であらせられる女辺境伯マルク・グレーフィン閣下の上屋敷かみやしきにて、夕餉ゆうげを頂く際に、毒殺ギフト・モルト無効化の指輪リングを填めたままなのは失礼ではないかと思い、父上に外すべきかと事前に御尋ねしたのだが。今宵のように他家の上屋敷かみやしきにて食事エッセンを頂く際にこそ、毒殺ギフト・モルト無効化の指輪リングは必ず填めているようにとの御言葉だった』


バーデン家の女辺境伯マルク・グレーフィン閣下と、レバークーゼン家の子爵ヴァイカウント閣下は、天から根元魔法の素質を授かりし選良ディ・エリーテであらせられます女魔法使マーギエリンいと魔法使マーギアーいとして、和気藹藹わきあいあいと御話になられているように見えましたけれど。やはり止事無やんごとない身分であらせられます貴族諸侯の皆様方は、隙を見せないのだと改めて再認識をしました。


{油断大敵の考え方が、帝国の止事無やんごとない身分であらせられます貴族諸侯の皆様方の間では、強く共有されているようですな。我が主}


はい。その通りだと思います。髪飾ハール・シュムックり。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ