エピソード494 久し振りに共に摂る食事
『うっ、うーん。やっぱり外の空気は美味しいね♪』
私自身は図書館内の空気が好きですが、建物の外に出られて身体を伸ばされました恵さんは、夜の帝都の外気の方を好まれるようです。
『お子様のハンナは、図書館の中で静かにしているのが大変だからな♪』
『なによう。希望だって、馬で遠乗りする時に川に飛び込んだりするのにっ!』
{腕輪の主とハンナ女子は、本当に仲睦まじいですな。我が主♪}
幼馴染みのいない私からしますと、ナディーネさんとハンナさんの関係は、少し羨ましく感じます。髪飾り。
『今宵はこの後は、飲食店にて食事を摂られますか?』
レバークーゼン家の子爵閣下の御令息様であらせられます、黒髪と褐色の肌色をされています貴公子でもありますアンリ卿による御確認に対しまして。
『私はその予定でいますアンリ卿。隼御兄様が、ケルン家の伯爵閣下であらせられます御父様に、内務副大臣閣下の御意向を伝えまして、今宵のケルン家の上屋敷では、バーデン家の女辺境伯閣下が総隊長として指揮なされます衛兵隊の部隊を受け入れる準備をされているはずですので。私は連絡があるまでは待機状態ですから』
私によるアンリ卿への返答を聞かれました真実さんが、嬉しそうな表情にて。
『花さんはケルン家の伯爵夫人様から礼儀作法を上屋敷にて学ばれていられますから、一緒に飲食店にて夕餉を頂くのは久し振りですわね♪』
{我が主には腕輪の主のように幼馴染みは居られませんが、首飾りの主という特別な御方が居られますな♪}
完全に同意をします。髪飾り。
『はい。ヴェレーナさん。一緒に摂る食事が私も非常に楽しみです♪』




