エピソード492 一致した見解
『バーデン家の女辺境伯の爵位であらせられる内務副大臣閣下は、非常に強力な魔力を身に纏われていられる女魔法使いだったが、ノイス家を滅ぼすつもりは無いようなので安心をした』
内務省での用向きを済ませまして、帝都魔法学園に戻り、談話室に皆で集まりルネ卿が話されていますが。
{内務省の建物内では終始緊張なされていられましたルネ卿ですが、内務副大臣閣下の話を聞かれて安心をされたようですな。我が主}
『希望さん。内務省の建物に到着してからは終始沈黙していた意志ある魔道具でもあります髪飾りが、再び脳内会話の念話で話し掛けて来ています。ナディーネさんの腕輪も、同様の反応を示されていますか?』
私の問いに対してナディーネさんは、笑われながら頷かれまして。
『ああ。アタシの腕輪も同じ反応だな。それだけ内務副大臣閣下が、非常に強力な魔力を身に纏う女魔法使いだって事だな。花』
貴方から見て、ケルン家の伯爵閣下であらせられます御父様と、バーデン家の女辺境伯の爵位であらせられます内務副大臣閣下は、どちらがより強力な魔力を身に纏われていましたか?。髪飾り。
{判断が難しいですな我が主。御父君であらせられますケルン家の伯爵閣下は非常に強力な魔法使いでありまして、バーデン家の女辺境伯の爵位であらせられます内務副大臣閣下は非常に強力な女魔法使いですが。甲乙付けがたいとしか申し上げようが御座いません}
成る程。
『多分フロリアーヌの髪飾りも同じ見解だと思うが。腕輪に言わせるとバーデン家の女辺境伯閣下とケルン家の伯爵閣下は、女魔法使いと魔法使いとしては、互角の魔力を身に纏われていられるようだな』
ナディーネさんに対して私は頷きまして。
『はい。ナディーネさん。髪飾りも、腕輪と同じ見解です』
{恐らくですが。我が主の兄君であらせられますケルン家の帝国騎士様を主とされます指輪も、同じ見解だと思われます}
隼御兄様の指輪を含めて、見解が一致した可能性が高いですね。髪飾り。




