表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
本好きの女魔法使い  作者: クリストファー


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

43/552

エピソード43 壇上の五人

『天から根元魔法の素質を授かりし選良ディ・エリーテの殿方は、競売会にも多数参加なされていられるようですけれど。挑まれる魔法使マーギアーいは、御兄様だけですわね』


『私達兄妹は、父上から好きにして良いとの御許しを頂いておりますけれど。競売会に参加なされていられる他の皆様方には、それぞれの御家中における事情もありますからね』


二階のボックス席にあった紐を引きまして、競売会で係員の方を呼び希望ナディーネさんを私と真実ヴェレーナさんの二人で追いましたが。一階の壇上には、帝都魔法学園にて根元魔法を学んでいる女子学生である私達三人以外にも、話しの内容から兄妹けいまいだと思われます魔法使マーギアーいと女魔法使マーギエリンいの御二方が先に上がられていられました。


『意志ある魔道具でもある遺失魔道具の主に選ばれる機会に挑まれるのは、こちらの五人の皆様で宜しいでしょうか?』


進行役の係員の方が確認されていますが、私達五人以外には挑まれる方は居られないようです。


『貴女。身に纏う魔力マナが強いですわね♪』


先程まで兄妹けいまいにて話されていた、私達と同様に仮面を被られていられます女魔法使マーギエリンいの方が、壇上にて声を掛けて下さいましたので。


『有難う御座います。貴女様ほどではありません』


私も帝都魔法学園の二年生の中では、魔力マナが一番強い女子学生ですが。壇上に上がられた魔法使マーギアーいと女魔法使マーギエリンいの兄妹けいまいが身に纏われている魔力マナは、明らかに格上の強さであると解ります。


『御兄様。こちらの女魔法使マーギエリンい殿を気に入りましたわ♪』


仮面を被られていますから、表情をうかがう事は出来ませんが。帝国の貴族諸侯であらせられる皆様方の中では、侯爵フュルスト閣下以上の爵位の上級貴族ホーホ・アーデルの家格に多く見られる容姿である、金髪ブロンデス・ハール瑠璃之青アツーア・ブラオの瞳をされている令嬢フロイラインが、兄君あにきみに対して楽し気な口調にて話されますと。


『妹の話し相手になって頂き感謝をします。女魔法使マーギエリンい殿』


仮面を被っているので私の顔は解らないはずですが、確実に下の身分だと認識されて声を掛けて下されている兄君あにきみに対して、恭しく深々と御辞儀を行いまして。


『身に余る勿体ない御言葉に御座います』


『………』


私が話している間に、男爵バローン閣下の御息女であらせられる令嬢フロイラインのナディーネさんと、帝都にて手広く商売をなされていられる豪商を御父君とされる免状貴族エードラー身分のヴェレーナさんが揃って沈黙されているという事は。本当の意味での止事無やんごとないい身分であらせられる兄妹けいまい魔法使マーギアーいと女魔法使マーギエリンいの御二方なのだと思われます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ