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500年の時を越えて  作者: 胡蝶 蘭
16/19

16.初めてのお友達

朝食を終えた後、私、パピーとレジーと三人で一緒に学園へ向かう。学園では制服はないので、シンプルな薄いクリーム色のワンピースを着てきた。そして、運動用の体操服、つまりただのジャージも持参していて、荷物はレジーがすべて中に入るまでは、持ってくれている。今日は授業初日のため、荷物が多いので教室まで持ってくれた。


学園はモンテ・チェルヴィーノ(昔のマッターホルン)の山が見える方角に位置しており、私の部屋のバルコニーからはグランドや学園の建物が真下に見える。端の方には研究施設や実験施設があるため、そちらの方は少し遠そうだ。

初めての道だから、行くときはスリムリフトに乗った方がいいかもしれないね。

レジーは学園の出入り口まで送ってくれた後、帰ることになっている。また、帰宅する頃にはダンかレジーが迎えに来てくれるようだ。基本的に、ヒューマノイドが建物に入るのは緊急時に限られているらしい。

パピーと一緒に、昨日行った教室へ向かう。

入り口でパピーとバイバイしてから教室に入り、荷物を置くために後ろの私専用の個室へ向かう。教室の後ろ側には、クラスの子の個室がズラ~っと並んでいるスペースがある。どうやら、各一族の順番に並んでいるようだ。私は、やはり一番手前で、ドット家、アスラン家・・・と並んでいるようだ。ドット家は私一人でのようだが隣にはライラ・バレン・アスランと記載されていた。隣は昨日の子かぁ~・・・少しテンションが下がったよ・・・

ここの個室で着替えや次の授業の準備などができるようだ。更衣室は必要ないようだね。覗きがあったら大変だし、女子が少ないからこそ配慮されているのだろう。


私のスペースは4畳ほどの広さで、他の個室の様子はわからないが、学校の物を置くには十分な広さだ。

クローゼットのようにハンガーもあり、使い勝手は良さそうだ。入り口は、事前に登録しておいた網膜スキャンで自動的に開閉する仕組みになっていて、私だけが使用できるようになっている。

教室の出入り口にも同様のシステムが導入されており、生徒や保護者、先生たちの出入りがスムーズに行える。不審者が侵入できないように防犯対策も兼ねているが、学園全体にこのようなシステムが所々に設置されているため、知らないうちに出入りするたびにチェックが行われているようだ。

防犯システムはすべてアスラン家が管理しているが、建物のシステムはバルト家が担当している。

何かと一族同士が協力しないとやっていけないようだ。学生食堂はバルジャン家が関わっているし、こうしてそれぞれの家が役割を持っている。

そういえば、昨日挨拶したクライムは、桜のケーキを考えたと言っていたな?ぜひお友達になって、新作のケーキを試食したいものだ。パピーの態度で引いてしまったかもしれないけれど、《お友達になれるかなぁ?なれたらいいなぁ~?私、デザート大好きだから…あの子もいい子そうだったし、小動物のように可愛かったし(おばさん目線)…》


教室に入ると、私は荷物を手際よく個室にしまい、自分の席に腰を下ろした。すると、あの少し感じの悪い子が、ドアからゆっくりと入ってきた。

確か、ライラ・バレン・アスランという名前だったと思う。彼女は、なんとも奇抜な服装をしている。

スカートには、きらきらとした装飾がたくさん付いていて、裾は大げさなほど膨らんでいる。髪にも色々と飾りが付いていて、少し重そうだ。動きにくそうだし、絶対にこの格好では運動は無理だろうな・・・階段の上り下りも怪しそうだ・・・

彼女の姿はまるで、おとぎ話から飛び出してきた悪役のようだ。いったい、何しに来たのだろう?見た目だけで判断すると・・・この学園に通う理由が全く分からない。もし実験の授業があったら、彼女の服が火に包まれたり、何かに溶けたりするに違いない。そう考えただけで、私は軽くため息をついた。

ライラのファッションも性格も、私とはまるで違う。まさか、初日の授業でこんなにも気合いを入れてくるとは思わなかった。ある意味、明日の彼女のファッションも気になるところではあるけれど、隣にいたら少し恥ずかしいかもしれない。

教室にいた他の子たちも、口を開けたまま驚いた顔をしていた。私の隣に座っていた子も同じような表情で、目が合った瞬間、私たちは思わず苦笑いしてしまった。

《最近の流行は、ああいうものなのかな?》とぼんやりと考えながら、私は隣の子に思い切って声をかけてみた。

「おはよう。私はローズマリー・シャルル・ドット。あなたの名前は?」彼女は、にこやかに答えてくれた。

「おはよう、私の名前はサリー・ル・バルト。よろしくね。」

その笑顔がとても素敵だったので、思わず「そのメガネ、よく似合っているわ。笑顔もすごく可愛い!」と褒めると、サリーは少し頬を赤く染めた。

「ありがとう。そんなことあまり言われないから、嬉しいわ」と彼女が照れくさそうに言った。

私はすぐに、彼女とは良い友達になれそうだと感じた。

「ねえ、あの子が着ている服って、最近の流行なの?」と、私は思い切って尋ねた。

「さぁ、どうなんだろう?私もファッションにはあまり詳しくないから、ごめんね」と彼女は申し訳なさそうに答えた。

「ううん、気にしないで。私こそ、変なこと聞いてごめんね。実は、最近まであまり外に出ることがなかったから、分からないことばかりで…だから色々教えてくれると助かる」と私が言うと、サリーはまた少し頬を赤くして、優しく微笑んだ。

「私のことはサリーって呼んでね。それにしても、あなたもすごく可愛いわ。髪がふわふわしていて、撫でたくなる!」

「じゃあ、私のことはローズって呼んで。サリー、いろいろ教えてくれる?私、同年代の友達がいなくて…。仲良くしてくれたら嬉しいな。」

「もちろん!でも、私と一緒にいて大丈夫?」とサリーは心配そうに尋ねた。

「どうして?」

「だって、私はただの一般人だから。ここの学園って、名前持ちの人が通うようなところでしょ?私みたいな庶民には、ちょっと敷居が高い気がするの。」

「そんなことないよ!この世の中、そんなことで差別する方が間違ってるわ。もし誰かがそんなことを言ったら、私が絶対に許さない!」と私は力強く答えた。

サリーは感激した様子で、「本当?ローズって見た目は可愛いのに、しっかりした考えを持っているのね。とても頼もしいわ」と笑顔を浮かべた。

そして私たちはすぐに仲良くなり、軽くハグをした。それを見たライラが、冷ややかな声で言った。

「あなたたち、何してるの?気持ち悪いわ。女同士なんて…。」

「今時、そんなこと言う方が気持ち悪いのよ!女同士でも、感謝の気持ちを表すときはハグするものよ。知らないの?それとも、あなたにはハグしてくれる人がいないのかしら?」

「ここに何しに来てるの?あなた?」

「あなたこそ、何しに来ていらっしゃるの?私は、学びに来ているのよ。当たり前でしょう?」

ライラは鼻で笑い、「まあ、いいわ。何を言っても無駄みたいね」とつぶやき、自分の席に戻っていった。

サリーと私は顔を見合わせ、肩をすくめて小さく笑った。


先生が現れ、昨日の予告通り、自己紹介から授業が始まった。私とサリーは、シンプルに名前と軽い挨拶だけで終えたが、ライラ・バレン・アスランは違った。

「私は、名前持ちのライラ・バレン・アスランよ!名前持ち以外の方とはあまり仲良くできないかもしれないけど、頼み事があれば聞いてあげるわ。兄が一人いるから、紹介してほしいなら相談してね」と横柄な態度で続けた。

名前持ちって、そんなに偉いものなの?私の家族は誰もそんな風に振る舞わないし、私も真似する気はない。でも、こうして直接感じることで、違った意味での勉強にはなるわね。差別意識を持つ人々がいることも理解できた。

自己紹介が終わると、他の名前持ちの女子たちもライラと同じような高圧的な態度を見せる子もいた。

彼女たちは皆、どこか見下すような雰囲気を漂わせていた。名前持ちが10人、庶民と言われる人々が5人。なんだか釈然としない。だって、名前持ちじゃなくたって、いつ上位の一族に目を留められるかわからないのに、その都度、態度を変えるのだろうか?

自己紹介が終わると、今度は体力測定の時間だった。私たちは各自でジャージに着替え始め、私はパステルグリーンのジャージを選んだ。この色は髪色と合うし、私は柔らかい色合いが好きだ。ビビッドな色はあまり似合わないけど、大人になったら真っ赤なドレスやシックな黒を着こなせるかしら?いつか、そんな日が来ることを夢見ている。


クラス全員が着替えを終え、グランドへ向かう途中、ふとライラが目に入った。

彼女は上下つなぎの真っ赤なレーシングスーツみたいなものを着ていた。足元は膝下まである赤い踵が少しあるブーツ。髪色は濃い焦げ茶色で瞳も同じ色。確かに色彩的にはまとまっているけど、全身真っ赤は勇気がいるな、と私は思った。しかも、その素材はレザーっぽくて、動きにくそうだ。

他のつなぎを着ている子たちの色は、黒や紺、灰色など色的には地味だし、素材もわりと伸び縮みしそうな感じのものを選んでいるようだ。私はジャージだが他の子は、Tシャツに短パンや長袖にジャージ、そしてみんな運動靴とか同じような恰好が多かった。そんな私も白い紐がつきの運動靴だ。

このグラウンドの広さは圧倒的だ。本格的な国立競技場を思わせるスケールで、周囲には観客席のような設備が整い、観戦できるようになっている。横には大きなプールもあり、複数のクラスが同時に運動やプールの授業を行えるようだ。


今日の授業では、1年生2クラスと6年生1クラスが合同で行うことになっている。どうやら、最終学年の6年生が、慣れていない1年生の案内役をする場にもなるようだ。初日の運動は、全学年の体力測定が予定されている。

2年生からは、男子はクラスごとにランク分けられ、A~Eの5段階のクラスに振り分けられる。もちろん、Aクラスが一番優秀なクラスで、1年生のクラスには6年生のAランクが担当するらしい。学力や体力だけでなく、日頃の生活態度もランクに反映されるのだとか。特に女子クラスは、ランクの低いクラスが担当すると何か問題が起きかねないため、自然とAクラスが選ばれているようだ。

1年生にはまだランク分けはないが、2年生からは始まるとのこと。女子は1クラスしかないから、成績は単純に全員の順番になるんだろうけど、私は全科目で1位を狙っている。これまでは、競争相手がいなかったため、自分の実力がどの程度か分からなかったが、これからは違う。運動では体格差が出るかもしれないけど、学業では絶対に負けたくない。

1年生は30分遅れて到着したため、6年生はすでに体力測定を順調に進めているようだ。6年生が全員終了次第、1年生の案内をすることになっているらしい。

「ねぇ、サリー、私と一緒に回ってくれない?」

「ええ、もちろん。一緒に回りましょう」と、二人で約束を交わした。

私たちは6年生が終わるのを待っていたが、どうやら、6年生は順に案内する相手を選ぶようだ。すると、急にこちらに向かって走ってくる人物が現れた。

「あれ、どこかで見たことがあるような…?」と思った瞬間、後ろから誰かが物凄い勢いで追いかけてくる。

「ん?もしかして…パピーじゃない?」

「え、パピーって誰?」とサリーが不思議そうに聞いてきた。

「私のお兄さんよ」

「そうなんだ。ローズにお兄さんがいたなんて・・・」

「うん、今6年生なんだ」

最初に走ってきた人は、グレン。間違いない。

見つかると厄介だと思い、私はサリーの後ろに隠れることにした。私の方が小柄なので、うまく隠れられた。

2番目にやってきたのは案の定、パピー。彼はすぐに私を見つけてこちらに走ってくる。そういえば、今朝、ジャージの色をしつこく聞いてきた理由がこれだったのか。

グレンはまだ順番に人を確認しているようなので、私はこっそりサリーに耳打ちして

「パピーの方に行こう」と伝えた。

サリーの背中に隠れながら、少しずつパピーの元へ移動。すると、パピーは私をギュッと抱きしめ、グレンに見つからないように隠してくれた。だが、その直後、グレンは私たちを見つけ、まるで猪のように一直線に突進してくる。

「間に合ってよかった」とパピーが私の耳元で囁いた。

私は見上げて、彼の顔を見ながら軽く笑い、「パピーも大変だね」と他人事のように言った。

すると、彼は大きなため息をついて、肩を落とした。

「パピー、紹介するね。こちらサリー。今日お友達になったの」

「そうか、もう友達ができたんだな。よかったな」とパピーは優しく私の頭を撫でてくれた。そして、素敵な笑顔でサリーに向かって「俺はパトリピアーズ・シャルル・ドット。パトリって呼んでくれ。ローズと仲良くしてくれてありがとう」と自己紹介した。

「私は、サリー・ル・バルトと言います。よろしくお願いします」とサリーは丁寧にお辞儀をする。その瞬間、突然大きな声が響き渡った。

「パトリ!お前は2番だっただろうが!俺がローズマリーさんと一緒に行動するんだ。横取りするなよ!」

振り返ると、グレンが怒った顔でこちらに向かってきていた。

「何言ってるんだ?俺が一番にローズを見つけたんだろ?ふざけたこと言ってんな!」パトリが声を上げて返す。

「負けたくせにズルいだろ!」

「見つけられなかったお前が悪い。それに、大声を出すな!ローズとサリーが怯えてるじゃないか!」と言いながら、パトリはサリーと私を守るように立ちふさがり、「二人とも、行くぞ」と静かに言い、私たちを体力測定の会場へ連れて行こうとした。

しかし、その時、グレンの顔に何かひらめいたような表情が浮かんだ。

「君、サリーって言ったかな?俺はグレン・カエサル・アスラン。ローズマリーさんと一緒に行動するんだろ?だったら、俺も案内役として君たちを手伝ってあげるよ」と言って、何食わぬ顔で私たちと一緒に歩き始めた。

サリーは驚いた表情を浮かべ、上級生で体格もいいグレンの提案を断ることができず、気まずそうに顔を伏せ、少し震えた声で答えた。

「…は、はい…」

サリーは下を向いたまま、私たちについて歩き始めたが、その肩には小さな緊張が漂っていた。私は彼女の手をそっと握り、無言で応援することしかできなかった。


後ろの方から「あ、あたしも一緒に行くわ」という声が聞こえてきた。振り返ると、なんとライラが立っているではないか!一瞬、《嫌だなぁ…》とは思ったものの、彼女とはほとんど話をしたことがなかったし、これを機会に話せるかもしれないとポジティブに考えることにした。パピーは返事もせず、私とサリーの後ろから静かについてきて案内を続けてくれていた。

ライラは、グレンを見て「あなた、邪魔よ」と言いながら、小さな体でグレンを押しのけようとしていたが、グレンは私たちを守るように立ちはだかった。

「どっちが邪魔なんだよ?お前が邪魔だろ?」とグレンが冷たく言い返す。

「あなた、誰よ?あなたが一番邪魔じゃない!あっちに行ってよ!」ライラはそう言いながら、パピーの横に並び腕を組もうとした。しかし、パピーはするりと腕を避け、私の横に移動し、優しく肩に手を置いた。

「なんでよ!」とライラが後ろでむくれたように叫んだ。その声に振り返りつつ、私はパピーを見上げると、彼はにっこりと笑ってウィンクしてきた。

するとグレンが「お前、名前は?」と冷たく問いかけた。

「お前って随分偉そうに言うのねぇ」とライラは気に入らない様子で返す。

「ああ!?お前の方が偉そうだろ!」

「あたしはライラ・バレン・アスランよ。 名前持ちなんだから!」

「バレンね…。大したもんでもないのに偉そうに言ってんじゃねぇよ。ローズマリーさんを見習えよ。今どき名前持ちなんて流行ってないんだよ!」

「な、な、なによ!あんたの名前を教えなさいよ!」

「グレン・カエサル・アスランだ。よろしくな」

「カ、カ、カ、カ…」ライラは言葉に詰まり、私は耐えきれず彼女の隣に行って腕を組み、グレンを見上げた。

「グレン、大人げないことはしないの!私と同じ1年生なんだから・・・」と私は強く言いながら彼を見上げたが、グレンはドヤ顔をしていた。

「ライラ、あなたもそんな態度やめた方がいいんじゃない?同じ学園に通っているんだから、みんな仲良くしようよ!ね?」と言うと、ライラは泣きそうな顔になって私にぎゅっと抱きついてきた。ただ、虚勢を張っていただけなのかもしれない・・・ツンデレっていうんだっけ?

私は仕方なく彼女の背中を軽くトントンした。アスラン家は、脳筋家系だから、思ったことに一直線なだけなのかもしれない・・・私の頭の中で、アスラン家=脳筋とインプットされた。

「ローズって呼んでいい?私もライラでいいわよ」とライラが少し声を弾ませて言った。

「うん、ライラ。さぁ、体力測定をさっさと終わらせちゃおう!」

「…ローズって、すごくしっかりしてるのね。とても同い年とは思えないわ」

「同い年じゃないもの。私、もう少ししたら4歳になるんだもの」

「「えええええっ!?」」ライラもサリーも大声で叫んだ。二人とも驚きすぎじゃない?とは思ったけど、まぁ、普通じゃないのは確かだね。私も、パピーも・・・

《・・・体力測定、頑張ろうっと…》と私は遠い目をしながら思った。

私の隣にはライラ、その隣にはサリー。二人はまるでグレンから私を守るかのように、しっかりと私の両脇を死守していた。

「俺もローズって呼んでいいだろ?」とグレンが少し期待を込めた声で言った。

「「ダーメ!!」」と両脇のライラとサリーが即座に声を揃えて返事をし、私は思わず笑ってしまった。

「お前たちに言ってるんじゃない」とグレンが私をちらりと見てから、「ローズに言ってるの」と続けてきた。

私は笑いを堪えながら、「グレンもお友達にしてあげてもいいけど、大きな声は出さないでね。すぐびっくりしちゃうから…」と軽くお願いした。

「…お、とも、だ、ち…かぁ…」とグレンが少し戸惑ったように呟き、次に「まずはお友達からでいいよ」と、何かを噛みしめるように囁いた。



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