傑作となる
変わらず世界は混沌を辿る事が得意だね。
相変わらずだよ。人だって、君だって、僕だって
目の前にある希望には疎い者です。
皆知らず世界は純白を纏うのに疲れたらしい。
神も知らずに。人なんだ。君なんだ。僕なんだ。
当たり前に幸せを被せ、他の事を見ない振り。
あの街を出て、僕は何を手にしたのだろう。
間違いじゃなかったのか。まぁ、いいや。うん、行こう。
黒い服も白い服も上手に着こなす。
気持ちもそんなもんだよな。色は数にならない。
その個人を見つけたら、人は傑作となるのだろう。
望遠鏡を覗いたら、見た事もない微生物がいた。
気持ち悪い。そう思う事。それって大事だよ。
好き嫌いのある人間。感情があっていいよ。
あの街を出て、僕は何も後悔してないか。
勘違いじゃないのか。まぁ、いいや。うん、寝よう……
そうだ、寝ようか。
同じ色を持たないように、パレットはそれぞれ違う。
自分の絵の具を持っていこう。スケッチしたかい?
過去の自分を絵画にして、未来の自分に届けて
反応はどうかな?その色が出せたなら、それがそう、うん。
黒い服も白い服も上手に着こなす。
気持ちもそんなもんだよな。色は数にならない。
その個人を見つけたら、人は傑作となるのだろう。
君は青。僕は赤。違う色だから混ざって変わる。
分かち合える気持ちがある。って事でしょ。
全ての人々、絵の具は一本で十分だよね。傑作となる。
それで平気。君はいずれ傑作となる。
それで平気。僕はいずれ傑作となる。