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エッセイまとめ

あの夢よ、もう一度!

作者: あとさん♪

夢の中で執筆している人、多いと思います。

 

 表題「あの夢」の指し示す処の夢は、幼稚園児が「おおきくなったらゆーちゅーばーになるっ」という類の将来の展望における夢ではなく。

 睡眠時に脳内に展開される方の夢、です。


 人に限らず、どうやら犬猫、アンドロイドに至るまで、夢を見ている様ですが、私は夢を見ない人間でした。

 いえ、子どもの頃は違いましたよ。

 ちゃんと夢を見ていました。

 夢の中で何度も同じ街を訪れ、同じ横丁を通り、何かを探している。全体的にセピアな風景。

“この夢、また見てる! またこの街に来てしまった”と、夢の中で自覚しながら。


 覚醒状態で思い出しても、訪れた事がないはずの街だったので、意識する前の幼児期に訪れたのか、はたまたテレビ等で見た映像を都合よく再生したのか、どれかだと思います。あれは今思い出してもなかなか面白い夢でした。


 閑話。


 どうやら夢を見ていたのは学生時代まで。就職してからは夢を見なくなりました。いえ、正確には見ていたのでしょうが記憶に残っていませんでした。

 特に就職してからは。

 早朝の起床は目覚まし時計がないと無理という生活。無理矢理起きるから記憶の残らないノンレム睡眠時に起きていたのかも。だから「夢を見てない」という認識になる。


 夢を見るというメカニズムは、それはもう、いっろーんな人が研究して、レム睡眠とノンレム睡眠が交互に訪れて、フロイトっちがあれやこれや提唱していて、21世紀、令和になった現在でも正確には解明されていない、人類の謎のパーツ。興味深いですね。


 でも活動時の記憶を睡眠時に整理整頓している説、なるほどと頷けます。

特に赤子がぴくぴくと眼球や身体の各所を動かしながら熟睡している姿を知る身としては。まっさらな脳内に何かを刻み込んでいる最中なのだな、と思いながら自分も寝かしつけられていました(遠い目)


 で、私自身ですが、ここ二十年は眠りが浅い。ちょっとの物音で目覚める。多分、親になった事も要因だと思います。我が子の異常にいち早く対処しようという本能。その説が正しいのなら、いやはや、夢を見る時間なんて、(ヾノ・∀・`)ナイナイ


 そんなこんなで、忙し過ぎて夢を見る暇もなかったのですが。

 最近、件の子どもも大きくなり手が掛からなくなりまして。拙いながらも小説なるもの書き初めまして。

 これが思いも寄らず、楽しくて。あぁでもない、こうでもないと書き散らかして、意外や意外、大勢の人に読んで頂けて、驚くやら有難いやら「まさか、こんな事になるとは思ってもいなかった」状態。(拙作の宣伝をしているわけでは……いえ、してましたね、申し訳ない)


 脳内活性化が進んだり、無理矢理早朝起床の必要が無くなった為、ちゃんとノンレム睡眠とレム睡眠を往復するようになったせいでしょうか。夢を見る様になりました。


 夢の中でパソコン前に陣取り、小説の添削をしているのです。

 あの話を削って、こういう展開にしよう、あの主人公にはこの相手にアプローチして貰って、このトリックで読者をミスリードして……うん、私、何の話を書いているの? 


 夢の中で自問。


 あれ? 今、もしかして夢の中で夢を見てるって自覚してるの? 今、わたし、どこにいるの?


 ひさしぶりに夢の中で迷子になっていました。


 夢の中では、主人公は王女さまでした。たぶん。

 あの王女さまは聖女さまだったかもしれない。あれ?


 ……起きたら忘れちゃった。

 起きる直前まではっきり覚えていたのに。この話、起きたらちゃんとメモらなきゃダメだ! と思っていたのに! 夢の中で!(笑)


 あの夢の中で展開されていたお話、面白かった。と、思う。

 内容は忘れちゃったけど。(ダメじゃん!)


 あの夢よ。もう一度、私の元に訪れて!!(切実)



フロイトっちに診断させると大抵はリビドーのせい

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― 新着の感想 ―
[一言] 自分、夢見がちな方です。 眠りが浅いんですよね~。 夢を見て大爆笑して起きて、内容を覚えていても、くっそつまらんネタだったりするので忘れても多分気にする程じゃありませんよ!(※個人の感想で…
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