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出会いです。

中村村へとやって来た。


やはり朝には信長と取り巻きがやって来たのでので一緒に修練した。

信長も一緒に中村村へと行こうとしたので後日、清洲城へと顔を出す事を条件に勘弁してもらった。

もちろん菓子を大量に持って行く事を伝えた。


村へ入ると俺たちは藤吉郎の後ろを付いて歩くが、少し歩くたびに藤吉郎は声を掛けられている。

そのうち藤吉郎は一軒の家に入って行った。


俺たちは外で待つ事にした。


しばらくすると藤吉郎が助けを求めて来た。

どうやら自分が武士となった事を身内に信じてもらえないらしい…


中には母親の【なか】、姉の【とも】、弟【小竹】、妹【あさひ】があり、紹介された。


俺も浅井 長政と名乗り、藤吉郎も出世したら家臣を待たなければならないから一門の者を家臣にする為に今日、訪れた事を伝えた。


他の側近たちも家族を呼び寄せたりしているから家族揃って来ても良いとも伝えた。


とりあえず今日は藤吉郎を残し、俺たちは津島に戻る事にした。

俺は戻って信長の為にカステラとぜんざいを夜通し作らねばならない…


かものはし隊の拠点になっている商店でカステラの材料を買い早速、忠兵衛の店に戻り庭を借りてカステラとぜんざいを大量に作った。


朝、今回はしっかりと店の者たちにも渡す事が出来た。


さっさと清洲城へと向かおう!!


清洲城の城下町は中々賑わいを見せていた。

散策しているとゴロツキどもに絡まれている少女がいた。

少女と目が合ってしまった。助けなきゃダメだな…

と思い動き出そうとしたら少女は俺に向かって走って来て俺の後ろに隠れて


「男の子でしょ?困っている女の子は助かるものよ!!」


と言い放ったので俺の後ろに俺より強そうな連中がいるだろ?と聞いたが


「守られるならあなたが良いの、私の直感がそう言ってるの。間違いない!!」


少女と喋っているとゴロツキどもが余裕をかましてるんじゃねぇ!!と怒鳴りうるさいのでゴロツキどもに向かって殺気を飛ばす!!

ゴロツキどもは腰を抜かし、顔が青褪める…


「消え失せろ…」


と呟くと首を激しく上下に動かし逃げていった。

少女は???と何が起きたかわからず首を傾げていた。


「なんだ…浅野の所のねねじゃないか。大丈夫か?」


いきなり信長が現れた…

しかも少女の事を【ねね】と言ったぞ。

藤吉郎の将来の嫁のねねだよね?


ねねも信長に対してフレンドリーだね。

信長は俺を見て苦笑いをしていたが俺が何をした?何もしてないぞ!!


さっきの俺の殺気に対しての苦笑いらしい。

エグい殺気だと言うが本物の殺気は本当にヤバいぞ!!

卜伝のおじいちゃんと宗滴のおじいちゃんの殺気は本当にヤバいぞ!!普通の人間だったら殺気で殺せると思うぞ、多分…


信長とその取り巻きと思いきや、信長も少女を連れている。

少女は信長の後ろに隠れて、俺を観察している。

少女に向けてねねがお市ちゃんだぁ〜と言い駆け寄っていった。


仲が良いのだろう、2人は仲良く話している。

信長がねねとお市に俺を紹介する。

浅井 長政という名前を聞いて2人は話が盛り上がっている。

このまま皆で清洲城へと向かう事になり着いたところはやっぱり修練場…

こうなる事を予想していたのでしっかり竹刀を持って来ている。

信長の提案で俺対信長とその取り巻きで勝負する事になった。


前回は何も出来ずに俺にやられたのでリベンジするそうだ。

どうやらみんなで話し合い、対策を練って来たらしくとにかく凄い自信だ!!


結果………瞬殺!!

残念でした。


やっぱり小太刀二刀流は俺に合っているな!!

小太刀を鍛冶屋に2本発注するかな。

実戦で試してみたいな!!


前田 利家が槍で勝負と言ってきたので槍でやり合うが初日よりめちゃくちゃ上達している。

まだまだ伸びそうだ!!


まぁ、瞬殺だけど…


利家にはもし、信長の所をクビになったら俺の所に来いよ!!と言っておいた。

史実だとクビになるんだよなぁ〜どうなるかな?


修練後に大量のカステラとぜんざいを出してあげた。

ぜんざいは温めて、餅を焼いて乗せる。


ねねとお市も美味しい、美味しいと喜んで食べてる。

おいっ!!信長!!カステラを隠し持たない!!

奥さんの濃姫の分のカステラもちゃんと渡すからそのカステラは皆で分けなさい!!


嫌っ!!じゃ無いよ?マジで!!


じゃあ、津島に戻るか。









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