元服が決まったのです!!
観音寺城に着いた。まずは風呂だ!!
皆も風呂へと向かう…
途中に伊賀国を通って来たがこの1年で多少は生活が豊かになっているみたいなのでホッとした。
道を広げ人々か移動しやすいようにした。道を広げる為に人を雇い、その人相手に商売する者も出て来る。
傾斜地では実験的に蕎麦を育てさせているが上手くいけば蕎麦切りを名物として売り出したいと思っている。
酪農も実験的に実施しているが結果が出るのは数年後だろう。
そんな事を風呂に浸かって考えていると
「やっと帰って来たか、新九郎!!」
隣から怒りのこもった言葉が聞こえた。
うん、オヤジだ…なんでここにいるんだ?
浅井 惟安と月ヶ瀬 忠清もいるな…
はい、風呂上がりにお話があるのですね…
わかりました。
今回は俺、源助、上野之助、半兵衛、藤吉郎でオヤジ側はオヤジ、惟安、忠清の計8人だ。
オヤジにいい加減に元服して家督を継げ!!
と言われた。三好、足利、畠山、朝倉、斎藤、長島の願証寺などから使者がとにかく多い。
お前に婚姻相手として私の娘はどうだ?とかこのままでは久政様は新九郎様に追放されるか、殺害されるかもしれませんよ?とか足利に味方しろとかとにかく、うるさいらしい。
こちらの要望も伝えて結局、1つは大和国を完全に平定した後。もう1つは尾張の津島へと行った後。この2つを済ませた後に元服して家督を継ぐ事が決まった。
後、俺の婚姻は俺が決めるという条件を付けた。
元服後の名前を【浅井 熊政】とする案はめでたく全員一致で速攻で否決された。
結局、元服後は【浅井 長政】と名乗る事が決まった。
お話が終わって解放されたら伊藤忠兵衛が面会を求めて来たので許可して会った。
小浜湊に入る南蛮船から【赤芋】が見つかったので見てほしいとの事だ。
早速見せてもらったが、やはり【サツマイモ】だった。
この時代にはまだ、サツマイモは日本に入って来てないかも…と思っていたが手に入って嬉しい。
じゃがいもはまだこの時代だとインカ帝国から出るか出ないかのところだと思う。今回手に入れた芋を種芋にしてツルを伸ばさせなくては!!
忠兵衛に南蛮船に赤い外見が赤い芋を探してくれと頼んだらやってくれた!!
伸びたツルを春に植えて様子を見る事にしよう。
楽しみだ!! 傾斜地でも作れるし、米が不作になっても餓死者を出さないように大量に収穫出来るようにしなければならない。




