表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
86/210

柳生郷なのです。

柳生郷に着いたが良い所だな。

先に兵たちを観音寺城へ戻らせた。


まずは領主の【柳生 家厳】に挨拶をしよう。

うん…やっぱり挨拶は修練場なのね…


せっかくなので他の柳生の皆さんも一緒にどうぞ!!

時間短縮の為にこちらは二刀流で行きますね?

まだまだ未熟な技だけどこちらの練習にもなるからお願いします。


俺の動きを見て卜伝のおじいちゃんたちも二本の竹刀を持ちだして一振り、一振り丹念にチェックしながら振っている…

色々と吸収する速度が速すぎるな…

前世で少し嗜んだぐらいだけど多少は様になっているかな?


柳生の皆さんを打ち負かした後、卜伝のおじいちゃんが二刀流で俺に挑んで来た。

卜伝のおじいちゃんの動きが単調だったので最初の方は俺の方が断然優勢だったが流石生ける伝説だけあってどんどん修正していき、俺と互角に渡り合うようになっている。本当に化け物だな、卜伝のおじいちゃんは!!


卜伝のおじいちゃんは満足したのか今度は宗滴のおじいちゃんと二刀流で立ち合っている。


俺の元には慶次郎がやって来て二刀流で立ち合います。

やはり慶次郎も化け物でどんどん修正していき、俺と互角に渡り合うようになる。

そして次は上泉 信綱が俺の元にやって来て二刀流で立ち合います。


こうして二刀流は希望する武芸者の中で広まり、自分に合った者は二刀流を取り入れていく。


俺としてはやっぱり二刀流なら小太刀ぐらいの長さの方が動きやすいかな?


宗厳は何、柳生郷で好き勝手やってるんですか!!と疲れていたな。

胤栄の紹介で柳生郷に来たけど来て良かったよと宗厳に言ったら、ぶつぶつと何か呟いていた。


宗厳に聞いたら数日経ったら観音寺城に戻って来るそうだ。胤栄が希望する弟子を連れて来るみたいだか宗厳の方も、もし希望者がいたら連れて来てよいよと伝えておいた。


目の前で武芸者たちの実験台にされて横たわる柳生の者たちに希望者がいるか疑問だが…


宗厳には無理矢理は駄目だぞ!!と念をおしておいた。


明日は観音寺城へ向かって出発だ。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ