報告です!!
オヤジから早く来い!!と使者が来た。
俺が熊浜でのんびりしているのがバレたみたいだ…
明日は源助と小姓達で小谷城に向かうか。
武芸者軍団は熊浜で大人しくしているように!!
小谷城に着き、オヤジと会談する。
オヤジの他に浅井 惟安、赤尾 清綱、雨森 貞清、月ヶ瀬 忠清が同席する。
俺の方は藤堂 源助、沼田 上野之助、竹中 半兵衛、木下 藤吉郎が同席する。
藤吉郎は出掛けに見かけたので連れて来た。色々と経験させて早く、頭角を現して欲しい。
近く、尾張の津島に行くつもりだからその時は藤吉郎も連れて行くつもりだ。
藤吉郎も出席したら家臣を持ち家臣団を作る事になる。
一族の者を家臣に呼ぶ為に尾張に行く。
要は、のちの木下 秀長を呼びに行くつもりだ。
では、オヤジに報告を始めますか。
まずは伊勢国の報告からだ。
北伊勢は願証寺を中心に勢力を持つ本願寺の長島門徒に対しては桑名城に【遠藤 直経】を入れており、桑名城は要塞化している。
長島門徒が動けば梅戸城の【梅戸 高実】が駆けつける。
元、北勢四十八家の面々も直経の指揮下に組み入れた。
願証寺側の調略中の尾張の市江島に本拠を置く【服部 友貞】が浅井に付いた。
浅井の長島攻めの時に寝返るようだ。
安濃津城を築城して【蒲生 定秀】を入れる。
築城から頑張ってもらう。穴太衆も派遣するからよろしく。
亀山城に【関 盛信】木造城に【木造 具政】を入れて定秀と連携してもらう。
田丸城には【磯野 員昌】を入れ大湊を監視下に置く。
大湊には【各務 盛正】を代官として入れている。
盛正は戦闘狂の脳筋かと思ったが桑名でも商人達との交渉もこなしていたので今回の抜擢した。
志摩国は浅井に付く事が決まっているが主導権争いが起きている…
【橘 宗忠】と【九鬼 浄隆】が争っているがほぼ宗忠で決まっている。
そこで浄隆と波切衆を浅井で預かる事を打診している。
大和国は宇陀君三人衆が浅井に付き、さらに興福寺も浅井に付いたので俺が観音寺城に帰ったら20000の兵で攻め込む予定だ。
紀伊半島の南東部の熊野灘周辺を拠点にしている熊野水軍の調略もしている。
こんな感じです……と報告を終える。
途中で上野之助と半兵衛が足りない所を捕捉してくれた。藤吉郎もなるほど、なるほどと頷いて納得している。
オヤジが長島はまだ攻めないのか聞いて来たのでまだ、その時ではありませんと答えておいた。
今は大湊で造船施設を拡大して軍船を急ピッチで造船している。
長島を攻めるにはやはり船が必要だからな。
以上かな??
じゃあ、帰って大和国攻めだ!!




