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悲しい現実です!!

国友村に着くと野村 直隆、国友 善兵衛、国友 藤九左衛、国友 兵衛次郎、国友 助太夫が出迎えてくれた。


直隆はニコニコしているが他の者は仏頂面だ…

うん、出迎えはしなくていいから作業に戻って良いよ。

後で顔を出すからその時に改めて挨拶をしよう!!


直隆には作業の邪魔はしないように厳重注意!!


色々と見て回ろうとした所、直隆と藤太朗が何故か現れた武芸者軍団プラス慶次郎、宗滴のおじいちゃんに拉致された。

多分、試射場に向かったのだろう。

最近の武芸者達は対、火縄銃を想定した動きを取り入れようとしている。


気になる者は行っても良いと言うと………


残ったのは源助だけだ…小姓達よ、もう少し俺の事を心配してくれよ。

藤吉郎よ、もう職場の雰囲気に馴染んでるな。


その後は源助と2人でまわる。勝手知ったる場所だから職人や住人と世間話をしたりしながら見てまわる。


最後に1番警備が厳重な建物に入る。

出迎えたのは鵜飼 熊八だ。俺が息子の熊吉を手元に置こうとしている事を耳にしたらしく、喜んでいた。


ここで開発されていたのは大砲だ。実用化に成功しており、12門製造してある途中だ。

善兵衛達は俺に気付かず、黙々と作業している。

頑張ってくれ!!と声をかけたら手を挙げて答えてくれた。反応してくれてなんか嬉しい。


この大砲を長島の願証寺との戦に投入する予定だ。


その後、試射場へ向かうと……

武芸者達は火縄銃を撃っていた…しかもみんな様になっていた。

卜伝のおじいちゃんがまず火縄銃を知らなければ何も始まらないと言い出して今に至る…


直隆、藤太朗、上野之助、半兵衛が指導している。

教える側も教わる側も一流なんだろう…

こんな短期間でここまでとはすげえな!!


俺はそこそこ使える様になるまで結構かかったぞ!!

悲しくなる…


お〜い!!先に帰ってるぞ!!


一緒に帰ってくれるのは源助たげか…

ありがとう…ありがとう…ありがとう…

本当に嬉しいよ。源助!!



いつも誤字、脱字の指摘ありがとうございます。

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