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お猿さんゲットです!!

オヤジに会うために小谷城へ向かう途中だ。

色々報告する事がある、有りすぎる……

一応、書状に書いて使者を送ったが自分で報告しに来いとオヤジから呼び出されので小谷城に向かうがその前に熊浜城に寄っていく。


熊浜に着いてから源助と2人で城下町をふらふら歩いていたら数人の従業員らしき者を連れた伊藤 忠兵衛と会った。


まずは桑名商人達を説得してくれた事に対しての礼を改めて言った。


俺が伊勢を手に入れた事により、商いの範囲が格段に拡がった。桑名、大湊から尾張の織田、駿河の今川、相模の北条などと交易を初めているようで、さらに関東へも進出するつもりだそうだ。


今は忙しくが頑張り時だと笑いながら言う。


忠兵衛と世間話をしていたが荷物を持っている1人の従業員らしき者の姿が気になった。

猿にそっくりなのだ…ひょっとしてと思い忠兵衛にその従業員らしき者の名前を聞いてみた。


【藤吉郎】と言う名前で尾張から来たそうだ。見かけによらず力があるので外出する時に荷物持ちをさせているそうだ。武士になりたくて家を飛び出して最初は織田 信長の元に行こうとしたが熊浜の尾張よりも栄えているという噂を聞いてやって来たそうた。


店の者が藤吉郎に助けられてその縁で雇っているそうだ。


俺は藤吉郎を手招きして呼び寄せた。

何かな?という感じで近づいて来た藤吉郎に対して


「俺も一応武士なんだけど、とりあえず仕官してみる気ない?」


とフレンドリーに言ってみた。

藤吉郎も一瞬、固まったが忠兵衛と対等に話しているのを見て身分は高めと判断しただろう。

忠兵衛にアイコンタクトで


「仕えても大丈夫な人だよね?お店は辞めて良いの?」


と送り、それを受け取った忠兵衛は頷いた。

それを見た藤吉郎は俺に対し、とりあえず仕官させて頂きますと返事した。


忠兵衛には藤吉郎の持ち物は後日取りに行かせると言って、ここから藤吉郎も一緒に行動する事になる。


歩きながら藤吉郎に俺の名前を告げようとすると 団子屋から男5人がぶっ飛んで来た!!


男がぶっ飛んで来た先を見ると…

卜伝のおじいちゃんと宗滴のおじいちゃんが…

立ってこっちを睨んでいる。

その後ろでは上泉 信綱、疋田 景兼、雲林院 松軒がお茶をのんびり飲んでいる。

どうやら男5人組が団子屋の娘さんに悪さをしようとしたので卜伝のおじいちゃんと宗滴のおじいちゃんが退治したみたいだ。


先に熊浜城に行って修練場に行くと言っていたが寄り道して買い食いまでしていました。


まあ、気を取直して熊浜城まで行きますか!!



















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