元気に土木作業です!!
【狩野 二郎左衛門】
みんな黙々と土を掘り、積み上げて土塁を築いて行く。
みんな慣れてるな…俺も随分慣れた…
五熊隊の兵達は新九郎様に
「自分の命は自分で守れ!!」
と土木作業を叩き込まれる。
土木作業を馬鹿にして真剣にやらない者には
「赤熊隊と茶熊隊の力を充分に引き出す為でお前たちの命を守る為だ。」
と言葉と行動で大事さをしっかりと説得して解らせていた。
今は工兵を組織し始めている。
武術を余り得意としない者で土木作業を得意とする者を集めて土木作業と兵站を任せるそうだ。
最近は新九郎様と一緒に出陣する機会が無いので非常に残念だ。
五熊隊は大きくなり過ぎ、今や総兵11000だ。
新九郎様は少数で動く事を好まれている。
いつも「3000ぐらいがちょうど良い」と言っている。
修練場で見かける新九郎様ははっきり言って化け物だ。
卜伝殿と普通に打ち合っている。最初の頃は一方的に負けていたが今ではそこそこ打ち合える。
そんな事が出来るのは新九郎様、磯野 員昌殿、遠藤 直経殿、滝川 慶次郎殿、渡辺 任殿、渡辺 統殿、富田 景政殿、雲林院 松軒殿の8人だけだ。
いや、浅井に卜伝殿とそこそこ打ち合える人物が8人いるのは凄いのかな?
そんな人物達に鍛えられた新九郎様の兵3000は精鋭中の精鋭だろう!!
勿論、黒熊隊の兵3000もしっかりと鍛えている。
慶次郎殿、任殿、統殿の3人とその配下の兵達の協力を得て鍛えている。
赤熊隊と茶熊隊で柵を作っていたが黄熊隊も手伝った為1日で作業は終わった。
赤熊隊の1000、熊浜衆の野村 直隆の500の計1500の鉄砲隊と茶熊隊の1000の弓隊を配備して迎え撃つ。
久しぶりの土木作業で今日は疲れた…
風呂に入りたいがここには無いか…
今日はゆっくり寝るか…おやすみ。




