凄いメンツの集団です！！
よくよく考えると今、桑名城には凄い武芸者が揃っている。
【吉田 重政】
茶熊隊の吉田 重勝の父親で【吉田流弓術】の２代目。俺に弓術の修業をつけている。卜伝のおじいちゃんが弓術を習う気満々で重政と話していた…
【富田 景政】
【富田流】の使い手。俺に刀術の修業をつけているが、卜伝のおじいちゃんが俺を気に入り修業をつけているのを悲しい目で見ている…
【草深 勘四郎】
【深甚流】の開祖で槍術で卜伝のおじいちゃんに勝利するが観音寺城の修練場でリベンジされ、槍術でぼろぼろにされる…きっと心も体もぼろぼろだ…
【鐘捲 自斎】
景正の弟子で【富田の三刀】の１人。
いわゆるお調子者だね。でも刀術の才能は本物で色々な者から意見を聞いて動きに取り入れたりと柔軟さを持っているかな？
卜伝のおじいちゃんに勝負を挑んではボコボコにされている。
【山崎 左近将監】
景正の弟子で【富田の三刀】の１人。
読書などをし、知的な感じなのだが刀を振るう時は野生的になり、本能任せに何も考えずに刀を振っている。
上野之助と半兵衛とウマが合うらしく、よく話している。
何故か、卜伝のおじいちゃんにパシリに使われている。
卜伝のおじいちゃんが言うには気がきいて使いやすいそうだ…
【長谷川 宗喜】
景正の弟子で【富田の三刀】の１人。
いつも黙々と１人で考えながら刀を振っている。いつもは無口だが酒を飲むと陽気になり誰とでも話をする。
刀術にかける思いを語り始める。
俺はその話が好きで宗喜に酒を進めてお互いに刀術に対して語ってるがそこに卜伝のおじいちゃんが混ざるようになっている…
【塚原 卜伝】
【鹿島新當流】の開祖。生きる伝説の武芸者！！戦闘狂の頂点に立つおじいちゃん。
好き勝手に生きている。
勘四郎をボコったら帰るかと思ったけど桑名城にまでついて来ている…
今は俺に修業を付けてくれている。
【雲林院 松軒】
卜伝のおじいちゃんの高弟。
昔から卜伝のおじいちゃんに振り回されているらしい。
俺に笑顔で愚痴る…嫌いでは無いのか…
【柳生 宗厳】
大和国の筒井の家臣【柳生 家厳】の息子。観音寺城に卜伝のおじいちゃんが来ていると知ったので腕試しにやって来たが俺に敗北。
卜伝のおじいちゃんの弟子となる。
歴史と違うんだよな…
【宝蔵院 胤栄】
興福寺の子院【宝蔵院】の院主をしており、十文字槍を使う【宝蔵院流槍術】の開祖。
前世に祖父から十文字槍の扱いを少し習ったがはっきり言って扱いが難しかったな…
槍で俺に敗北して卜伝のおじいちゃんの弟子となる。
やっぱり歴史と違うな…
改めて、凄いメンツだな…
それに加えて【磯野 員昌】【滝川 慶次郎】【渡辺 任】【渡辺 統】もいるし、さらにめきめき力を付けている【磯崎 新七】【速水 喜四郎】【井戸村 光兼】【島 秀宣】【斎藤 利三】がいる。
小姓の中でも【沼田 上野之助】【竹中 半兵衛】【各務 元正】の３人は武芸者と言っても恥ずかしくないレベルまでいっている。
【朝倉 宗滴】
言わずと知れたもう１人の生きる伝説。朝倉の重鎮が当主【朝倉義景】とケンカ俺の所に来てるけど慶次郎より強い化け物だ。
あの…宗滴のおじいちゃん…
なんで願証寺に向かって挑発してるの…
確かに宗滴のおじいちゃんにとって本願寺は宿敵だと思うけどこっちの準備が終わるまで待って！！
隣で卜伝のおじいちゃんが真似してるでしょうがぁ！！
２人に挑発をやめさせた。
卜伝のおじいちゃんは思い出したかのか俺に向かって弟子に書状を書いたから、もし来たらよろしく！！と言った。
誰だ？？と聞いたが来ない可能性が低いから言ってもしょうがないだろうと、教えてもらえなかった…
気になるよな…
あっ…２人の挑発で５０００ぐらいの門徒が押し寄せて来た！！
それに応えて慶次郎、任、統が兵７００で出撃した！！
宗滴のおじいちゃんと卜伝のおじいちゃんもいるじゃねえかっ！！
何を考えている！！まったく…
刀を持って俺も行こうとしたら背後から首を掴まれた。
源助、いつからいたの…ちょっと出掛けたいのだけど…
……はい、大人しくしています…
俺は源助の無言の説得に屈した…
ふと外を見ると５０００の門徒達は蹴散らされていた…
戻って来た慶次郎達から報告を受けた。
こちらの被害はほぼ無しだそうだ。
あっ！！また宗滴のおじいちゃんが願証寺に対してまた挑発を始めた…
だから卜伝のおじいちゃんが真似するからやめて！！
