忍びの組織が増えたんです!!
延暦寺を監視と交渉の窓口にする為継潤を堅田に置く。
また坂本に築城してそこに可成を城代として僧兵達を指揮させる。【黄熊隊】として活躍してもらおう。
黄色のクマさん…まあ、大丈夫だろう…
しばらくは観音寺城で内政をじっくりしながら今後の展開でも考えよう。
年が明ければ1554年、俺は9歳になる。
この年は注意する勢力で色々な事が起こるはずだ。
足利 義藤が三好に京を追われて朽木に逃げ込んで来る。
斎藤 利政が剃髪入道して【斎藤 道三】を名乗り【斎藤 義龍】に家督を譲る。
織田 信長が尾張守護の【斯波 義統】を殺害した尾張守護代の【織田 信友】を滅ぼし清洲城を手に入れる。
【武田 晴信】【北条 氏康】【今川 義元】が甲相駿三国同盟を結ぶ。
義龍にはオヤジの妹が正室としているのだが史実では六角と同盟して浅井と敵対している。
油断は出来ないな!!
義藤は六角を滅ぼした浅井の家臣となった朽木のところに逃げ込むか?
伊賀国は甲賀衆が全力で説得した為、浅井に付いた。
特に甲賀五十三家筆頭の望月 出雲守が浅井の自分達への対応を熱く語ったらしい…
武士として浅井に仕官出来て、忍びに対する差別もほとんど無い。
実行者は勿論、情報収集役など作戦に関わった者全てをしっかりと評価してくれる。
そんな言葉に心を打たれて伊賀者達は浅井に付く事を決めそのまま伊賀国は浅井に付いた。
上忍三家の【百地 丹波守】【藤林 長門守】【服部 半蔵】の3人にはそれぞれ忍びの組織してもらう。
勿論、当主達は武士として浅井にしてもらう。
丹波守は丹波、長門守は長門、半蔵はそのままで呼ばせてもらう。名は代々襲名されているらしい。
半蔵は三河松平に仕えていたが丹波と長門が事情を話して浅井に仕官する様に説得した。
半蔵は三河にいても伊賀国の事を気にかけて自分の出来る限りの援助を丹波、長門を通じてしていた。
その借りを返す為に今回、声をかけた。
そして半蔵はそれに応じて松平を離れ浅井に仕官した。
出雲守に今回の褒美を与えようとしたら、隊に名前が欲しいとの事。
【三毛ねこ隊】
と名付けてしまったが出雲守は喜んでくれた…
良かった!!拒否されなくて。
今回、頑張ってくれた伊賀の忍びの百田 藤兵衛と小沢 智仙も忍び集団を組織して働いているので
【うぉんばっと隊】
と名付けさせて貰った。頑張ってくれ!!
これで忍びの組織が6隊になった。
丹波、長門、半蔵の隊は実績を積んだら名付けよう。
伊賀国が俺の領地になったのでこれで大和国と隣接した事になる。
長門には大和国を、半蔵には伊勢国、丹波には丹波国の情報を集めてもらう。
若狭国の竹中 重元が丹波国と丹後国に忍びを放っていたが丹後国に集中してもらおう。




