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義賢、逃亡です。

鯰江城の【鯰江 貞景】が切腹して開城した。

俺が鯰江城に着いた直後だった。


取り敢えず政澄の所に出頭した。


政澄は喜んで俺を向かい入れてくれた。

攻めあぐねていたが俺が来たと同時に貞景が切腹して首を家臣が持って開城したので助かったと。


貞景の表情には無念さが現れていた事から家臣に無理矢理、切腹させられたのだろうとの事。


俺ってどう思われてるの?

そんなに恐れられてるの?

そこまで敵を殺してないよね??


甲賀では三雲 賢持の居城の三雲城に逃げ込んだ義賢は焦っていた。

三雲城の周りの鵜飼、内貴、服部、青木、夏見、岩根、高嶋が浅井に付いたからだ。


浅井の小童が南下して来た。

このまま、甲賀に攻め込むのか?

まず、敵わないだろう。あいつは鬼人だ。

大軍に対して笑いながら一人で突っ込んでくる。

あんな、狂った小童に付き合ってられるか!!

きっと一族皆殺しにされるだろう…


悩んだ末に河内守護の【畠山 高政】を頼りに落ち延びる事を選んだ。

義賢の元に身を寄せていた細川 晴元は甲賀に来る途中、足利 義藤の元へ去っていった。

晴元は高政と敵対していたので義賢は気兼ねなく高政を頼れる。

同じく、義賢の元に身を寄せていた武田 信豊はそのまま義賢と一緒に高政を頼る事にした。


熊吉から報告があった。

義賢が河内国に一族を連れて落ち延びた。

三雲 賢持も一族を連れて義賢について行った。


それにより甲賀も浅井の物になった。

これにより六角の旧領は全て浅井の物になった。


これで少し、落ち着いたかな?

延び延びになった朝倉への挨拶に行かないとね。

早く、朝倉 宗滴に会いたい。







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