甲賀も視野に入れるんです。
まずは箕作山城に向かった。賢豊が使者を先に送っており義賢を守る為に入れられた【建部 秀清】は素直に開城した。
その後、布施山城で【布施 三河守】、大森城で【布施 淡路守】を降し、佐久良城へ向かった。
城主は【小倉 実光】で蒲生 定秀の三男を養子にしている。【小倉 実隆】と名乗っている。
佐久良城に着くと戦いにはならず、開城した。
入城して実光と実隆から挨拶を受ける。
佐久良城で一晩を過ごし明日、蒲生 定秀の居城の日野城へと向かう。
定秀は甲賀に逃れた義賢とは別れ、日野城に戻って来ている事を確認している。
兵は1000に届かないぐらいで俺の方は兵2800。
籠城されたら厳しい。囲んで味方が来るのを待つしかない。
翌日の朝、佐久良城に2人の人物が現れた。
【蒲生 定秀】【蒲生 賢秀】が家臣も連れず目の前で平伏している。
頭を上げてもらい話をする。
降伏したいとの事。喜んでっ!!と言う心境だよね。
一緒に日野城に行き、日野城を拠点に蒲生郡に睨みを効かせる。
かものはし隊でお馴染みの甲賀、荘内三家の鵜飼、内貴、服部の本家が甲賀で他家を勧誘していたが今回の勝利で浅井に付く家も出て来た。
青木、夏見、岩根、高嶋が浅井に付いた。
熊吉の父の熊八の友人と言っていた柏木三家の山中、伴、美濃部も今回の勝利で浅井に付くだろう。
そうすれば甲賀五十三家で浅井に付くものが増えてくるだろう。
基本的には本家は武士として家臣となってもらい、分家など希望者で実力がある者には、かものはし隊に入隊してもらっている。
忍び仕事より戦仕事をしたい者には黒熊隊、白熊隊、赤熊隊、茶熊隊に入隊してもらう。
熊浜に武官学校と文官学校を開校したのでそこに入学してもらうのも良いかな?
武官学校と文官学校は小浜、今津にも作ろうと思っている。




