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勝負有りです!!

賢豊の救出の為に佐生城へ向かう。

途中の和田山城は通り過ぎ目賀田、赤田、日夏、山崎たち兵1000で抑えてもらう。調略してくれたら嬉しいとは言ってある。


かものはし隊には先行してもらい斥候、忍びなどがいたら排除してもらう。


佐生城に着くと、義賢はいきなり現れた浅井の軍勢に慌てた。かものはし隊を使って情報を遮断した為、情報が入っていなかったからだ。


義賢の考えでは、浅井は肥田城で守りを固めると思っていたからだ。義賢は定秀を佐生城に残して浅井の軍勢と向き合う。


睨み合いが始まると思っていたが


佐和山城を奪われた【小川 伯耆守】

若狭を追われた【逸見 昌経】

元高島七頭【横山 高長】


俺に恨みを持つ者達が先鋒となり攻めて来た。

無防備に攻めて来る敵に容赦なく鉄砲隊と弓隊で攻撃する。やっぱり900挺の一斉射撃は壮観だな。


相手が火縄銃対策を始めたら三段撃ちを始めよう。

それまでに火縄銃を増やさないとな。


そんな事を考えていたら敵が崩れた。

員昌隊、黒熊隊、白熊隊に出陣を命じた。

すぐさま動き出し敵に突入していく。


みるみる敵を薙ぎ倒し、次陣にまで食い込んで行く。

員昌隊はさらに奥まで突き進んで行く。

敵は慌てて立て直しを図っているがままならない。


そこに回り込んでいた斎宮助隊と百々 盛実隊が突如突入し、混乱に拍車をかける。


六角の状況が思わしく無いので蒲生 定秀は佐生城の囲みを解いて参戦しようとしたが義賢の本陣に突っ込もうとする200の兵に気付きそちらに向かう。


200の兵は俺の本陣から密かに別れた慶次郎と可成の2部隊だ。破壊力は抜群だ。すぐに義賢は浮き足立ち崩れ掛けるが定秀が現れ崩れるのを防ぐ。


義賢がほっとしたのも束の間、佐生城の賢豊が打って出て来た。さらにタイミングが悪い方に遅れてた遠藤 直経が現れてそのまま戦いに参加した為、また浮き足立ってしまった。


本陣の兵は今、600で少し心細い…と小姓達が言う。

本陣を前に進め、役目を果たした赤熊隊、茶熊隊、直隆隊と合流する。


戦いはこちら側優勢に進んでいる。

本陣が前に進んだ事で六角は完全に崩れ、敗走した。

これからは追撃戦になる。


なぜ、本陣が前に進めただけで崩れた?


観音寺城に逃げ込んでも守る兵がいない為、義賢は甲賀へと逃れた。しっかり一族も甲賀へ逃れた。


早速、観音寺城に入城した。

城を守っていた武将達も六角一族を守りながら甲賀へと逃れて行ったので戦いは無かった。


しばらくすると追撃戦を終えた武将達が戻ってきた。

賢豊の姿が見えたので俺はすぐに歩み寄り無事を喜んだ。本当に良かった!!


賢豊も俺の家臣となった。早速、仕事を頼んだ。

平井 定武の説得だ。栗太郡と離れた場所にいるが賢豊は喜んで引き受けてくれた。途中の者たちも浅井に付くように説得してくれるそうだ。


直経隊、斎宮助、賢豊、綱清で野洲郡と栗太郡を任せた。賢豊と綱清による説得を期待する。


員昌、百々、降伏した元六角の者たちに神崎郡、愛知郡

犬上郡を任せた。

途中で浅井本隊と合流すれば余裕だろう。


俺、黒熊隊、白熊隊で蒲生郡を平定する。

最大の敵は蒲生 定秀だろうな…

俺の事を嫌ってるから戦いになるだろう。


赤熊隊と茶熊隊は観音寺城を守って貰う。


じゃあ解散!!

















いつも誤字、脱字の指摘ありがとうございます。

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