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大口城へ出発です!!

犬童 頼安とそのの家臣たちおよそ40人も加わり、さらに伝林坊 頼慶とその部下10人も加わり毎日の修練に熱がこもる。


頼慶の部下は明の出身の者が4人いて残りは日本人だ。

明の出身の者も日常的な日本語は大丈夫なのだが頼慶はその者たちと話す時はよく出身地の言葉を使ってしまうそうだ。


小姓、文官は実力がほぼ同じ者たちが約50人になりお互いに戦い、修練する事により皆が仲間意識を持ち互いに意見を交わしながら己を高めている。


そして目の色を変えて実力が格上の親衛衆、側近、武芸者に挑んでいる。


それを親衛衆、側近、武芸者が返り討ちにする。

頼安、頼慶も叩きのめされながらも挑んでいるが糸口を見つけ何人からはたまに勝利をもぎ取れるようになっている。


俺も色々と楽しんでいる。

特に頼慶との体術のやり取りは楽しい!!

色々な武術の技術を使って翻弄しているがその技術をしっかりと吸収して成長している。


怪我をしにくくする為にグローブもどきを作成して戦っている。

ちゃんと相手を掴めたり出来るようになっている。


元武田忍軍の日向 源藤斎と雨宮 在鉄も今後役に立つと俺と体術の修練をしている。

2人の配下の者たちも休暇の日には一緒に修練などしているのでメキメキ実力を高めている。


ちゃんと身体を休めないと仕事の効率が悪くなると2人を説得して配下の者に休暇を与えるようにしている。


元武田忍軍は頼慶に頼まれて忍の技を教えたりもしている。

せっかくの機会なので俺も色々と忍の技を教えてもらっている。

色々勉強になる。

なんで周りに忍が多くいるのに忍の技を教えてもらってなかったのだろう…


反省……


こんな生活を過ごして1ヵ月、そろそろ本来の目的地の大口城へ向かおう。


この1ヶ月で藤堂 与右衛門、森 傅兵衛、森 勝三、田中 吉政、堀尾 吉晴、中村 一氏の6人の成長は段違いだった。


頼安にそろそろ大口城へと向かう事を告げた。


頼安はこの1ヶ月でめちゃくちゃ強くなった!!


今では長恵と10本勝負をすると少なくとも7本は取れるようになり、長恵を煽っている…


最初に長恵に負け越したが長恵の成長を喜んでいたのに心の中では相当悔しかったようだ…


頼安は別れを惜しんだが頼慶を大口城までの案内役として付けてくれるそうだ。


皆が水俣城の者たちとの別れを惜しみながら大口城へと向かった。



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