今川からさらなる使者です!!
使者として来た朝比奈 義永に織田が浅井に臣従して尾張国と三河国は浅井の領地になったと告げた。
義永は目を見開いて驚いていた。
昨日、今川義元にも使者を出している事を告げた。
義永に一応、今回の目的を聞いてみた…
本来の目的は浅井に織田と今川の停戦を仲介してもらい浅井との関係も深めたいそうだ。
織田が浅井に臣従した事により今川の思惑が崩れ、義永は考え、一度帰国して改めてやって来ると言い出した。
また、行き違いが有ると面倒なので義永にしばらく安土に留まり、浅井の情報を集めておいた方が良いのでは?と提案した。
義永は目を輝かせ
「よろしいのですか!?
是非、お願いします!!」
と興奮していた。
喜んでくれるのは俺も嬉しいぞ!!
早速、空いている部屋に案内した。
空いている一軒家、宿、空いている部屋の3つの提案をしたが一軒家はプライバシーは守れるが全ての事を自分でやらなければならないので却下され、宿は宿代を俺が払うと言ったら断られて、自分で払うのはキツイからと断られた。
消去法で空いている部屋になった。
約2週間、義永は安土の生活を楽しんでいると今川からの仕事使者が到着した。
滞在中に義永は修練場に入り浸り修練後は町に繰り出し色々な物を買い食いし、夜も武芸者軍団と飯を食うという生活を送っていたので短い期間だが身体つきが変わって来た。
使者の一人であり、義永の兄でもある朝比奈 元長が義永を見て驚いていた。
かものはし隊の情報から考えて後の朝比奈 信置の事だろう。
他にも同じ朝比奈でも系統が違う朝比奈 泰朝、庵原 元政、岡部 元信、井伊 直盛などがおり、とても豪華なメンツだ。
それもそのはずで今川 義元本人が今回、自らやって来たのだから…
とりあえず、元信には時間が出来たら修練場へ行こうと誘ったら喜んで!!と言ってもらえた。
やっぱり義元も東海一の弓取りと言われるだけあって纏っているオーラが違うな…
では浅井と今川の会談を始めましょうか。




