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まさか…無いとは…びっくりです。

俺は甲斐国の甲府城に入った。


武蔵国、相模国、駿河国のどこでも出陣出来るようにしている。


城主の木下 秀吉もしっかりと大き目の修練場と風呂を建築していたので快適に過ごしている。


上泉 信綱と疋田 景兼は久しぶりに故郷に挨拶に行って来ると出かけて行った。


それを見送る武芸者集団……

皆、いるね…

結構な頻度で俺の戦に付いて来るけどなんで?


そう、暇つぶしなんだ…

何か面白い事が起きないかなと思っているんだ…


側近たちの中で休暇をもらい、出かける者たちも出ている。


武田の旧臣たちで知り合いに会い、自分の家臣として迎え入れたいとの事だ。


諏訪 長頼も幼馴染の無事を確認したいとそわそわしていたので長頼にも許可を出した。


毎日、修練に励んで風呂に入り、富士山を見ながらお茶をすする生活を送りながら各地からの報告を聞く。


やはり富士山は静岡側からの方が俺は好きだな…

電線の無い状態の富士山を田子ノ浦に立って見たい…


よしっ!!観光に行こう!!

富士山の為に!!


まずは源助にこれだけは譲れないと許可をもらう。

とにかく俺が本気で有るとわかるとため息を吐きながら承諾してくれた。


源助は私も富士山を見たいのでと付いて来る。

加藤 段蔵とちゃとら隊の一部同行します。

小姓5人も連れて行きます。


長頼を除いた親衛衆の6人本多 忠勝、榊原 康政、渡辺 守綱、服部 正成、五十公野 治長、小島 弥太郎を連れて行く。


あとは武芸者集団で行きたい者は付いて来い!!


俺の兵の指揮は竹中 半兵衛に任せる事にする。

黒田 官兵衛と真田 昌幸には半兵衛の補佐を頼む…


卜伝のおじいちゃん、富田 景政、鐘巻 自斎、山崎 左近将監、長谷川 宗喜、草野 勘四郎、雲林院 松軒、丸目 長恵の8人の武芸者が同行する事になった。


柳生 宗厳は柳生党、宝蔵院 胤栄は宝蔵院党、真柄 直隆は真柄党を引き連れているので今回は諦めたそうだ…


目的地は駿河国の吉原だ。

途中【浅間神社】に寄ったが大宮司の【富士 信忠】に会ったが、クマさんグッズの話で盛り上がってしまい結局信忠の大宮城で一泊する事になった。


翌朝、クマさんグッズを大量に渡してまた帰りに寄る事を告げ一気に吉原まで行く。


吉原から見た富士山………宝永山が無い??


そうか!!宝永山は江戸時代の噴火で出来た物だ!!

そこまで考えてなかった…


これはこれで良いな!!


せっかく吉原に来たので善徳寺、東泉院にも寄って観光を楽しんだ。


帰りにまた大宮城に寄り、信忠に一晩泊めてもらった。

話ていると浅井の配下に入るというので承諾した。


人質としてまだ幼児である次男【富士 又市郎】を差し出してきたので受け取る事にした。


猿夜叉丸より年上なので猿夜叉丸に付けてみる。

猿夜叉丸の良き理解者になって来ることを願うばかりだ。


一晩泊まり、翌朝甲府城へと向かう。


結局、何も起こらず甲府城に戻ってきた。

こうして普通に考えたら絶対に許されない観光は無事に終わった。


に、しても…まさか宝永山が無いとはな…















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