浅井包囲網です!!
長尾 景虎は三国峠を越えて上野国に入り、箕輪城主の【長野 業正】と合流して次々と北条の城を落として行った。
厩橋城を落とし関東の拠点として北条討伐の為に関東諸将に呼びかけている。
その結果、多くの関東諸将は景虎の下に集結しつつある。
その様な報告が加藤 段蔵から報告が有った。
景虎の関東出兵も上手く行っているようで良かった。
朝から修練、昼間は執務をこなして、夜は甘い時間を過ごす…
そんな日々を過ごしていた。
朝の修練を終えてから風呂で汗を流し井戸水で冷やした牛乳を飲んでいると段蔵が珍しく慌ててやって来た。
景虎が厩橋城で暗殺された!!
実行犯は北条お抱えの忍び、【風魔 小太郎】率いる風魔衆だと判明している。
これにより長尾軍は越後国へ撤退して北条討伐軍も崩壊した。
信濃国と越中国には武田と長尾の動きに注意するよう伝えた。
うぉんばっと隊と三毛ねこ隊と服部 半蔵と加藤 段蔵には長尾、織田、武田、今川、北条など東国の動きを探るように命令した。
百地 丹波、藤林 長門には三好と本願寺など西国の動きを探るように命令した。
かものはし隊は領内に不審な動きをする者がいないか監視を命じ、余力が有れば他の隊の支援をするように命令した。
独自に忍びを配下にしている者にはとにかく周辺の動きを探るように伝えた。
年が明けて1561年になり続々と各地から報告が入る。
長尾は家中が割れるかと思っていたのだがすぐに【長尾 政景】が家中をまとめた。
どうやら北条と繋がりを持ち支援を受けたようだ。
また、武田とも使者が行き来している。
武田は本願寺、三好、北条、今川、長尾、と使者が行き来している。
情報をまとめるとどうやら北条、武田、今川、長尾、三好、本願寺で浅井包囲網を形成するつもりだ。
その時の為に決めておくか…
長尾に対しては磯野 員昌を大将に越前国、加賀国、越中国、能登国の兵を率いて越後国を平定してもらう。
武田に対しては浅井 斎宮助を大将に美濃国、信濃国、伊勢国の兵を率いてもらう。
飯田城の酒井 忠次はいつでも遠江国から攻め込まれた時の為に飯田城で待機。
三好に対しては沼田 祐光を大将に若狭国と北近江の兵を率いて丹波国へ。
さらに田屋 明政を大将に紀伊国、大和国、河内国、和泉国の兵を率いて和泉国から摂津国へ。
海からは九鬼水軍と志摩水軍で淡路国へ攻め込む。
本願寺には俺が大将に五熊隊と伊賀国の兵を率いて摂津国の大阪本願寺に攻め込む。
もし浅井包囲網が形成されても普通に対応出来るな!!
各大将には自由にやる様に伝えてある。
皆、準備が出来た頃に各大名から浅井包囲網が形成された事を宣言され宣戦布告をされた。
さあ、戦いの時間だ!!




