美濃国、平定です!!
門徒たちが退去した翌日、長島城の安全を確認して入城した。
遠藤 直経に長島城を任せようとしたが…
桑名城がかなり繁栄して要塞化しているからわざわざ長島城に移動してもらう必要は無いか…
まあ、長島城の事は直経に任すとするか。
俺は一旦、赤熊隊、茶熊隊、黄熊隊を引き連れて美濃国の稲葉山城へと向かう。
美濃国は恵那郡、郡上郡の平定を残すのみだ。
郡上郡を平定すればそこから越前国へ攻め込む事も出来るので俺が兵12000を率いて降伏させる。
恵那郡は遠山三頭の岩村城【 遠山 景前】苗木城【 遠山 景徳】明知城【遠山 景行】が力を持っているがその背後には甲斐国の武田がいる。
1555年【武田 晴信】が岩村城の景前を攻め岩村城を包囲して景前は晴信に降伏したので伊那郡は武田に主従している。
まあ、伊那郡はしばらく有耶無耶な態度を取るだろう…
郡上郡は【東 常慶】が力を持っていたが分家の【遠藤 胤縁】が力を付けている。
常慶には息子【東 常堯】がいるが素行が悪い為、胤縁の弟の【遠藤 盛数】を婿養子として迎えている。
史実では数年後に色々もめるんだよな…
稲葉山城に着いたら明智 光秀に出迎えられた。
光秀には美濃国に残ってもらい、調略に精を出してもらっていた。
遠山三頭の景前、景徳、景行たちが浅井にも降り、恵那郡は浅井と武田に属す事になった。
今はこれで良いか…予想通りだし…
それを聞いて俺は東殿山城国の常慶を攻める為、目指す事にする。
東殿山のへ着くと常慶が出迎えてくれたので少数の兵と共に入城する。
部屋へ移動中、廊下を歩いていると男が一人庭に倒れて死んでいた。傍には火縄銃が落ちている。
それを見た常慶は顔を青くして、震えている。
今の状況を把握したのだろう。
息子の常堯はその死んでいる男を見て俺に対して
「俺の家臣になんて事をしやがったんだ!!」
と隠し持った短刀で斬りかかって来たので容赦なくオレは庭に蹴り飛ばす!!
小姓の河田 長親がすかさず庭に降りて落ちている短刀ー拾って常堯の命を絶った。
常慶に事情を聞くが私は何も聞いていないと必死に言っている。
多分本当に知らないんだろうな…
常堯が独断でしでかした事と結論付ける事にした。
しかし、俺の命を狙った事の責任を取ってもらい、家督を婿養子の盛数に譲って隠居してもらう。
観音寺城まで来てもらい、俺の役に立ってもらう。
石田 正継も喜ぶだろう!!
胤縁も浅井に降伏した。
こうして美濃国は平定された。




