篠橋城攻略です!!
日が暮れる頃には死者たちの供養もほぼ終わった。
願証寺側の残っている主な拠点は願証寺と長島城と篠橋城ぐらいだ。
日が暮れ辺りを闇が覆った頃に服部 友貞の使者が市江島からやって来た。
明日、篠橋城を攻撃するので落城させたら篠橋城を友貞の領地として認めて欲しいとの事なので承認した。
無事に務めを果たし、退席しようとする使者に
「無理はしないように…」
と声をかけた。
今夜も願証寺側の夜襲を警戒したが今夜は無かった。
俺の朝の修練が終わった頃、友貞が篠橋城に攻め込んだと報告が入った。
友貞は篠橋城内に内応者を作っており城内に火を放ち、消化活動をしている間に城門を開け、城内に友貞の兵たちを引き入れた。
友貞も意気揚々と篠橋城に攻め込んだが友貞は門徒たちに囲まれてしまう。
門徒たちにとって友貞は裏切り者でしかない。
友貞と服部一党はそのまま門徒たちが殺到し、友貞も反撃を試みたが無残にも殺されてしまった。
友貞による篠橋城の攻略は失敗した。
友貞が討死した事により、市江島が不安定になって願証寺側にならないように、大鳥居城にいる百地 丹波、藤林 長門、服部 半蔵が率いる伊賀国衆には市江島へ行ってもらう。
伊賀国衆の代わりに梅戸 高実を大将として小串 常政、多湖 正吉、種付 高盛と共に大鳥居城に行ってもらう。
無理をせず、ヤバイと思ったらすぐに撤退するようにと告げた。
伊賀国衆が市江島へ向かう時のリスクを減らす為九鬼水軍と志摩水軍に長島城、篠橋城を砲撃してもらう。
そうすれば伊賀国衆は無事に市江島へ行けるだろう。
九鬼水軍、志摩水軍の砲撃中に伊賀国衆は無事に市江島へとたどり着いた。
領主の友貞の討死で浮き足立っていたが浅井側の伊賀国衆が来て市江島は落ち着いた。
略奪、狼藉もしない。
規律正しく、困っている住民たちに手を差し伸べて助けてくれるので伊賀国衆は住民たちに受け入れられた。
願証寺、長島城、篠橋城に籠る人数は約30000いるので兵糧攻めを行う。
兵糧攻めを始めて数日後、篠橋城から使者が来た。
篠橋城を開城するから長島城への撤退を見逃して欲しいとの事だ。
長島城に入城したら浅井に寝返るとまで言って来た。
俺はそれを許可した。
かものはし隊からの報告では友貞の城攻めの時に兵糧が燃えてしまい、食料が無いそうだ。
長島城へ移るための嘘とわかっているが攻撃対象も減らし、長島城へ門徒たちが入城してもらえれば兵糧の減りも早くなるので浅井にとっては好都合だ。
篠橋城には黄熊隊の森 可成に入城してもらう。
残りは願証寺と長島城だけだ!!
いつも誤字、脱字の指摘ありがとうございます。




